すべてが終わって | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

 2024年組の皆様、お疲れ様でした。すべての日程が終了しました。

子供はもう受験戦士ではありませんし、お母様は伴走者ではありません。長い戦い、お疲れ様でした。

 

終わってしまうと、何だか寂しいものですよね。

 

南山男子と東海中学は合格発表が終わりました。明日の滝中学の発表を残すのみです。どの学校も3倍前後


全然半分も合格できないのですよね。頑張ってきた子供達の多くは、これから悲嘆に暮れることになります。しかし、子供達はまあ一週間もすれば、気持ちも回復してしまっていることでしょう。新生活への期待の方が強くなっていることが多いのですよね。

 

ところがお母さんの方は、いつまでも引きずってしまうことが多いです。本当に多いです。

どのくらい引きずるかというと、1年・・・3年・・・とかそのくらい。

今でも滝中学の近くを通ると胸が痛む・・・という高校生のお母さんは結構います。

その痛みは、子供への愛情の深さでもありますから、悪いものだとは思いません。ただ、それを子供に悟られてしまうと、新生活への気持ちが暗澹としてしまうこともあります。

 

子供達はもちろん不合格になりたくないと思っているのですが、その理由は・・・第一志望に通えなくなることよりも・・・

「お母さんを悲しませてしまうこと」

これは本当の話です。表面的にそんなことを言う子供はいませんが、内心ではその気持ちが大きいです。

 

ですので、なるべくならば、子供の前では前向きなお母さんでいてほしいのですよね。

 

いくた