川崎医科大学は岡山県倉敷市にある。
時々、神奈川県川崎市と間違えている人がいるが、それは聖マリアンナ医科大学である。
川崎医科は他の医学部と比較すると、偏差値的には高くはない。しかし、数学を教えている私から考えると、問題も難しく合格点も高いので大変な大学だと思える。実際に授業内で川崎医科の数学を取り扱うと、生徒の意見は一様に”他の医学部の方が対処しやすい”
ただ、数学以外の科目は易しめの問題である。数学がある程度できる生徒は、川崎医科の選択は有利だと思う。
中四国限定のAO入試があることからも分かるが、地域医療への貢献も一つのテーマとして掲げている大学である。
入試は他の多くの医学部とは異なり、サテライト会場を設置していない。倉敷市の本学でのみ行われている。
うちの予備校の生徒も当然、前日入りとしているので、今日は既に現地入りしている。
入試の配点は、英語100点・数学100点・理科2科目で150点
であるので、割と標準的な配点。
メルリックス偏差値は62.0
合格最低点(%)は一次合格で
70.0→68.9→63.6→63.3→60.0→72.3→65.7→59.6→58.9
最近は数学の難化によって合格点が下がっているが、7割取っても一次落ちすることもあるハイスコア対決である。
いくた