昨日、関西医科大学推薦入試の合格発表があった。
合格者の中に彼女の番号があった。
有名大学の附属高校出身の彼女の同級生は、9割方は内部進学をする。周囲に受験の環境がない中、医学部受験の厳しさもよく分からない中、彼女の浪人生活が始まった。
元々、中学受験の家庭教師先だった生徒が彼女の高校の同級生で、そのお母さんの紹介で彼女の家庭教師をすることになった。
素質としては高い能力はあったのだが、やはり今一つ受験生としての粘り腰や、得点する嗅覚といったものは発展途上に感じた。実際に、春先の模試は芳しくない結果になっていた。
ただ、コツコツと積み上げていく能力は、附属高校で評定を積み上げていくことと同様のものだった様子で、着実に実力を付けていった。
藤田医科大学のAO入試(ふじた未来入試)にも挑戦したが、一次合格のあと二次試験で涙を飲むことになる。あと一歩のところまで来ているところなのだが勝ちきれなかった。
関西医科大学推薦試験は、マークシート形式の総合問題70問を130分で解答するという激烈に厳しい形式。理科も物化生が全部含まれている。私の見解では、倍率もかなり高く、この試験は難しいとは思っていたのだが。見事にこの難関をこじ開けた。
大学附属高校では、高校内でも受験指導的なものはされていないことが多いし、周囲の環境も受験とはかけ離れていることも多い。それでも意思があれば、道は拓けるもの。
いくた
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彼女にもワンデーセミナーでお話をしてもらう予定です