受験生には灼熱の夏 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

今日は大学受験生の夏休みに関してのお話。

 

夏休みになってから一週間経過しているだろうか。実質的にはもう少し経過しているということだね。残りの4週間もあっという間に過ぎてしまうだろう。この時期の過ごし方は、分水嶺となることは分かっているとは思うけど。中には「まだ受験までは時間があるから・・・」と言っている輩もいるのだろうけど、輩は輩だから相手にしないようにすればいい。

 

夏休みの過ごし方で一番大切にしたいこと。それは・・・毎朝決まった時間に起きること。

夜寝る時間が一定しないのは仕方ない。その日の計画や学習進捗によって変わってしまうことはある。ただ、朝の始動時間が遅くなってしまうと、一日がグダグダになってしまうよね。

”毎日5時に起きて勉強しろ!”とかそんな無理なことは言わない。8時ならば8時でいいよ。ただ、それを原則的に毎日守って生きていこう。時々は9時になってしまってもいい。原則は同じ時間に起きる計画を立ててほしい。

 

 

毎日の学習時間だが、どうだろうか。8時間くらいの勉強だと、ドラゴン細井に詰められてしまう。

学習成果は、勉強時間だけでは測れないものだから、私は正確には規定しないのだけど、最低でも平均10時間を考えたいかな。

2時間に対して15分のインターバル。これはうちの予備校の授業時間だけど。これを5回繰り返して、食事の時間を入れると約12時間になる。そんなに無理な設計ではないと思うけど。

 

そして、夏休みは計画的な学習が出来る人になってほしい。今までは勉強時間だけ重ねればいいと思っていたのかもしれない。でも、計画的な学習が出来ると、その効果は大きく上がるものだよ。

 

春期の模試では思うようなスコアが取れなかった生徒でも、夏期から秋期にかけて一気に頭の中が纏まって、スコアを高めていける人がいる。私も高校時代はそうだったね。夏前は物理は赤点だったけど、夏休みを過ぎたら無双できるレベルになれた。

 

飛躍の夏になるように、諸君の健闘を祈る。

 

いくた