中学入試2023年組の皆様、お疲れ様です。
東海地区でも明日の滝中学の入試をもって、おおよそ全日程が終了します。
私は中学受験の戦いを”親子共闘の挑戦”と表現しています。
共闘が協闘だったときもありましたが、凶闘だったことも恐闘だったことも狂闘だったことも叫闘だったこともありましたね。その戦いも明日ですべてが終わります。終わることに何だか不思議な気持ちにもなりますが、この道には終わりの日があったのです。
私は中学受験生のことを”小さな戦士達”と表現しています。
これは城山三郎の素直な戦士たちのパロディーです。
中学受験の準備を始めたとき、本当の幼な子でしたよね。その子供達が厳しい競争に晒され、様々に苦悩して、大きな葛藤と戦い・・・そして大きく成長した受験戦士になっていく姿を、私達はみることができました。
明日、滝の入試会場に吸い込まれていく姿は、たくさんの傷を負い、その傷を成長に結び付けて、立派になったファイターそのものです。
しかし明日、入試会場から出てきた吾子は、もう戦士ではありません。立派にはなりましたが、まだまだ幼い、お母さんの子供です。紛れもないただの子供になって帰ってきます。元気いっぱい笑顔いっぱいでお母さんの元に帰ってきます。
親子共闘の挑戦は終わります。しかし、お母さんの役割は終わるわけではありません。
今後も手の掛かる子供です。オンザロードは、今後もオンアワーロードで、二人三脚の道は続きます。
最後の戦い、心ゆくまでお楽しみください。
私はただひたすらに、ご武運をお祈り申し上げております。
いくた
