学習指導員の世界に入るまでのこと2 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

林修先生は大学卒業後に長銀に就職して、半年で辞めて、様々な商売に失敗、株やギャンブルで借金して、その後で家庭教師と予備校講師になったということだ。もちろん同期にはエリートが多いので引け目を感じてはいたらしいが、天職はcallingだから。

 

 

林先生の悟りは「勝てる場所で誰よりも努力すること」

 

私は学習指導員がcallingだろうとは思っていたが、そうではない道をいくことも人生の一つだと感じていた。サラリーマンとしての道は客観的には幸福な人生であろう。収入もステータスも安定的だ。自分らしい人生かどうかは別として、それでいいということではないかとは思う。

 

しかし転機が訪れた。これは様々に複雑な要素が絡み合ったもので、ブログで簡単に語れるものではないが。

私はサラリーマンの身分を捨てて、その当時付き合っていた彼女を残してこちらに帰ってきた。それが2004年のこと。

 

学習指導員という世界は実に複雑な世界で、いろいろなことが起こる。8割方は起こってほしくはないことなのだが。結果としてそれが人生経験になるという面では、全てが良いアクシデントである。結局全部含めて、私はこの世界に住むべき人間なのだと感じている。喜びも苦しみも綯い交ぜにしてcalling

 

この世界に入ってからの様々なお話は、日を改めてさせていただきたい。

 

いくた