昨日の記事の続きです。
分かっていますよ。今の東海も昔と同様に、本質的に素晴らしい御家庭が大多数を占めていること。
本質的というのは、表面的な学力とかそういうことではなく、根底に流れているものがしっかりしていること。学力より重要なものは家庭で身に付けている人が多かった。
私は大学時代に、父母懇のゲストとして呼ばれることがあったのだが、どこのお母様も本当に良いお母様だった。こういった家の子のことを良家の子というものだと感じた。良家というのは家柄や格式じゃなくて、醸し出されるそこはかとない雰囲気だよね。それは短絡的な教育ではなく、人としての成り立ちを重んじた道からくるもの。
私達は100周年記念の入学生だったのだが、伝説の世代といわれるくらい酷い学年だった。それでも結果としてみてみると、そんな土壌でも立派になった人が多かったんだね。
今でも勉強しか出来ないカタワ人間や、学校名とかそんなことしか興味を示さない類人猿親みたいな人は実は少数。ただ少数だけど、そういう主義を持った人が発生してしまっていることは、とてもうちの学校の出来事として、私は受け入れられない。
特にショックだったのは、高校入試外来生を外様的に扱っている人のこと。私達はそもそも誰が外来なのかもよく分からなかったけれど、外来生を蔑視することはあり得なかった。同級生でしょ。
私の中の感覚では、同級生や同窓生はもちろん、東海を目指したことのある人、東海を知ってくれている人、大きな意味で母校を支えてくれている人、あらゆる存在は同朋だと感じている。
昔に比べてずっと立派になった母校、そのように導いた後輩の活躍は素晴らしいとは思う。
だから、だからこそ、立派であるべきプライドを持ってほしいものである。
いくた
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