吉田宅浪 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

私が予備校で働いているからいうわけではないが、宅浪は難しいよ。相当困難な道だ。
なんでも自分で計画してやらねばならない。一見すると、自分に必要なことを自由選択してできるから良さそうに思えるのだけど。

予備校に行かないと情報量が足りないという懸念はあまり当たっていない。模試を受けたり、ネットで情報を集めたりすれば、充分だと思う。

しかし本当に難しいのは、負荷を自分でかけないといけないことだ。
予備校があれば、朝は予備校に必ず行くということだけで朝からの計画を立てることができる。何もないのに朝起きることすら困難な人は多いだろう。
予備校に行けば、苦手科目もしっかりやらないといけないが、自分だけなら逃げてしまうものだろう。
予備校があれば、学習の進捗もある程度依存できるが、自分だけならちゃんと合格から逆算できるか?

お金の問題があるから、必ず予備校に行かねばならないとは言わない。しかしそれ以外の理由で予備校に行かないという考え方はないと思う。

そこで提案だ。宅浪できるかどうかの試験をする。

明日から1週間、毎日6時に起きて、12時間勉強しよう。1週間だけでいい。それが出来たら、宅浪の選択肢も入れてよい。
「明日は友達と遊びたいから、明後日からで・・・」とか少しでも思ったら、宅浪は止めよう。

いくた