来年はセンターが変更になってしまうので、あまり関係ないことかもしれないが。
私が考えているセンター試験の得点に関する限界値の公式
(来年取れる限界得点率)
=(今年の得点率)÷2+50
というものであるが、誤解のないようにお話ししたい。
非常に大雑把な式ではあるが、なかなか精度が高い。今年も頑張っていた浪人生はこのくらいの数字にたどり着いている。逆に頑張ってもこの数字を上回ることは容易ではない。
一年浪人してセンターの得点率がどのくらい上がるのか。センターの全国平均が60%くらいなので。
仮にセンター60%の浪人生が100人いたとして、一年後にどうなるかをイメージしていただきたい。
まず、限界値公式では60÷2+50=80%である。
私のイメージでは、
翌年のセンターでも同程度の60%しか取れない人が50人、
65%くらいに到達できるのが15人、
70%くらいに到達できるのが15人、
75%くらいに到達できるのが10人
限界値の80%くらいに到達できるのが8人、
限界を突破して85%くらいまで上昇するのが2人。
このように考えている。浪人しても少しも上昇できない人は半分はいるだろう。これは私自身が指導員としてやっている経験と、私自身の浪人経験から考えている。
だって、大手予備校は半分くらいはクズっている人じゃないかな。ガチ勢は半分以下でしょ。
数字的に見てみると、こんなデータもある。
河合塾の第一回全統マークは、現役生平均と浪人生平均では15%の差がある。最初は浪人生有利だわな。
これが第三回には10%となる。5カ月で5%追い付かれる。
そしてセンターは、それから三カ月弱先。その差は一気に縮まるだろう。そうすると差は5%くらいじゃないかな。これが浪人生の平均的な伸び率だとすると。
私のイメージ通りであると、
(60×50+65×15+70×15+75×10+80×8+85×2)÷100
=65.85%
となる。マーク模試のデータがそのまま延長されると、やはり私のイメージ通りになってしまうわけだ。
もちろん模試のデータは現役生の母集団と浪人生の母集団とか一致しないから、正確ではないけどね。
それでも、私が算出している限界値公式以下に大多数が収まってしまうことは間違いない。ここまでが統計的な話。
そしてこの記事を読んで、志望校が限界値より高いとき、諦めた方がよいのか?ということだが。
逆にこんなクソみたいな記事で萎えているようなら駄目だわな。幾太郎説を大きく覆すような成果を上げて
「オメーの言ってることは信用ならねーよ」と言っていただければよい。
いくた