私は受験生を応援する立場ですが、現実的に厳しい目も持っています。頑張っても一年で上昇する成績には限界があります。
たわしさんの成績は、
センター715点、二次203点
でした。
ここから、来年の得点の限界値を考えてみます。
まず、センターの得点に関しては、私の限界値公式は、パーセント換算で、
今年の得点率÷2+50
ということにしています。この公式はかなり正確に当たっていると感じています。予備校の生徒でも、頑張っている生徒でこの数字、これ以上はほとんど到達できません。
たわしさんは、715点=79.4%なので、
79.4÷2+50=89.7%と計算できます。807点ですね。ここまでいければ、東大入試にも充分な得点ですが、これが限界値だということです。
では二次の限界値についてですが、私の見解は、偏差値で+5相当、得点率で+10%程度が限界だと思っています。ですから、東大は440点満点なので、44点upが限界だと考えます。
たわしさんの場合、203+44=247点となります。
結果、センター807点、二次247点だと、合否はどうなるか?総合点で、345.6点となります。
合格最低点が文一343.9 文二337.6 文三320.7ですから、合格は可能だということです。
ただこれは全て限界値で考えた場合です。なかなかこのようにはいきません。実際に、たわしさんの1年目と2年目では、合格最低点-73→-53と、実質20点の上乗せしか出来ていません。
たわしさんは頑張っていたと思うのですが、これが現実でしょう。
ただ、不可能ということではないので、頑張ってほしいと思います。私は応援を続けます。
いくた