こういう塾はいかんね | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

中学受験はいろんなやり方がある。同じ山頂を目指すにも登山道は様々で、個々の性格や家庭環境に合わせて選択しなければならない。

東海地区にもメジャーな塾もあるが、マイナーな塾もたくさんある。少人数制や個別指導などもあり、どれもよいところがある。

しかし、明らかに駄目なものもあるからね。本当にあかんヤツもある。どんなものが禁忌肢となるのか。

①指導方針が曖昧

指導目標は志望校合格に決まっているのだが、そのための中期的目標、短期的目標をどう設定するかを決めていないといけない。

例えば、、、
中期的目標は、◯◯模試で△△点を取る。
短期的目標は、毎週のルーティンをどのようにやるか。

そういった方向性がしっかりしていないのであれば、うまくいかない可能性が高い。
中学受験ほど計画性が大切な受験はないだろうよ。

②大手塾の模試に否定的

どんなに中小の塾だといっても、六年生になっても大手塾の模試を組み込んでいないのは、もはや駄目な塾だと考えたい。
大手塾の模試は、五年生くらいまではやはり自塾の塾生が有利ではある。だから他塾生は不利なことは否めない。しかし、六年生になったらそんな言い訳は通用しないだろう。
例えば、東海中学の模試には、ΣのプレとZのトライアルがあるが、これが開催される頃になれば、どの塾でも、こういったものを資料として使っていないといけないと思う。
更に、ΣZHの先生でも、他流試合を否定する先生はあかんだろう。こういう結果は、御家庭での志望校選定資料にもなるから重要だ。

③面談での話が甘過ぎる

模試の数字などから算出される事実と、面談での見通しが乖離し過ぎている場合には駄目塾だね。
現状でまだまだ成績が足りていないのに
「この調子ならば、受験校は選び放題ですね」
とか言い放っちゃうやつ。厳しい言葉よりも、耳当たりの良い言葉に騙されてしまうユーザーがあかんのだけどね。
本来ならば率直な見解を示して、このままならばどのような結果が予測されるか、その上で改善提案をしていくのが、責任あるプロでしょ。
仮に本当に順調な仕上がりをみせていても、最後まで厳しく戒めてくれる指導員ならば信用できる。

いくた