東洋経済オンラインから | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

東洋経済オンライン 11/28

和田秀樹さんの記事である。世の中には和田氏ファンはたくさんいると思うが、私はあまり好きではないかな。でも今回の記事は、私の意見に近いものがある。

中学受験のSや大学受験のFeなど、有名な塾はあるが、そのメソッドが誰にでも適合するものではないこと。
受験では、幅広く情報を集めて、周囲に流されず情報選択をしていく必要があること。
自己肯定感のある子供に育てていくこと。


中学受験の塾がたくさんあるのは、誰にでも適合する万能なやり方が存在しないことを意味していますよね。もし万能塾があれば、全国統一されるはずですから。

東海中学を受験する方もちゃんと情報収集しているのか不安になることもあります。とにかく自由な校風で全て自己責任の方向ですから。入学したあとに後悔している御家庭も決して少なくない。
大学合格実績も、国公立医学部に100人以上合格しているのは確かだけど、それを聞いて東海中学に行けば医学部に行けると思っているなら情弱だわ。残り300人がどうなのかをちゃんと知っているだろうか。


自己肯定感の低さは、私も学習指導員として度々感じることだ。自己肯定感が低いと当然に学習到達度が下がってしまう。気持ちのバイアスは結果にも大きなバイアスをかける。
勘違いされていることもあるが、自己肯定感が高いと過信慢心に繋がるのではないかということ。その可能性がなくはないが、実際には自己肯定感の高さはむしろ謙虚さと熱心な努力に繋がっていることが多い。
だって、安心して努力出来ることは、間違いなく揺るぎない自信の顕れ。

小学生に宿題を出すときに私は"これをやっておきなさい"とは言わない。
「これ、できるからーー」
と言います。強制的な宿題じゃないけど、強制的な宿題より達成度が高いよね。

いくた