最終的に目標を達成したいから2 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


中学受験を成り立たせるのは、親の狂気とはよく言ったものだか、それもあと100日余りのお祭りである。終わった後に考えると、大したことではない。単に通う中学が決まるだけのことである。

ところが親がお祭りを続けたがることもあるのだね。中学に入るや否や、すぐに塾に。また狂気の籠の中に放り込む。子供がそれを望んでいればよいが、親の意向がまた優先される。

子供が可哀想だよね。小さな戦士が親の代理戦争を戦い抜いたのに。少しは休ませてあげないと、もう脳ミソが耳から流れ出してしまいそう。

無計画にムチを入れ続けては壊れてしまうわな。最終的に目標を達成したいなら、計画的にメリハリを付けてあげたいところ。

中学受験を終えた後での目標は何だろう。たぶん大学受験とか、そのあとの人生とか、すべてにおいて豊かな人間になっていくことじゃないかな。そのために塾に行くなんて必要なの?豊かな人生を設計するには逆効果じゃないかな?

中学受験の日々で分かったじゃない。先行逃げ切りなんて本当に難しいこと。中学受験を先行逃げ切りした人もいるけれど、それは逃げ切ったわけじゃなく、単に足が速かったというだけじゃない。
これから先、大学受験を先行逃げ切りで決めるのは中学受験よりもっと難しい。その先の人生全般を先行逃げ切りで決められるなんてことは更に難しい。
最終的に目標を達成するためにはどうしたらよいのか。目標は客観的なものではなく、主観的なものだから、もっともっと更に難しい。

中学受験を経験したということは、客観的にみれば既に様々なアドバンテージを得たということ。これを活かしたい。大局観でものを考えるならば、どうすべきなのかということだよね。

いくた