名大オープンの化学を解いてみた件 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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先日、河合塾の第一回名大オープンの化学の解答解説の授業を行った。
私自身はメインは数学指導なので、化学の模試解説をすることは少ない。国公立の化学の傾向にも詳しくはない。全く先入観なしにやっていったのだが。

問題はどれも簡単だった。解説すればどれも理解させることは容易なものだった。しかし平均点は高くはないわけだね。その理由もよく分かる。

平均点が低い理由は、まずこの時期には現役生はまだ化学が仕上がっていないのね。東海高校A群連もまだ化学は完成できてはいないだろう。
でも割と今回は、現役生にも配慮はあったと思うけどね。有機化学が特に易しかったし。

あとは、やっぱり化学は読解力が必要だということ。長い問題文でも、設問設定されているのはその一部なんだけど。何を聞かれているのかを読み取れていれば、今回の問題は簡単だったな。化学力が低い生徒でも半分は堅いレベルだった。
平均点は4割弱だったかな。そうはならないはずだけど。

本当によく分かることは、化学も国語だということ。化学こそ国語だとも言えるわな。

いくた