今年もこの日が来ました | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


今日9/1は関東大震災から96年です。お昼時を襲った地震で10万人以上が犠牲となりました。

そして、今9/1は毎年100人以上の子供が自死により犠牲になる日です。今年は日曜日なので、Xdayは明日でしょうか。

自殺をしようとする子供に対して「生きていればよいことがあるから」みたいなことを呼び掛ける人もいるが、ナンセンスだよね。今日の痛みと明日への期待を天秤にかけているのに。

私は学校教育にそれほど期待はしていないし、人間としてより良く生育していく環境として、必ずしも正しいものだとも思っていない。学校と命を天秤にかけるなんてアホらしい。

不登校というとなんだかネガティヴ感があるから、積極的に学校を見限る選択として卒校ってのはどう?みんなより一足先に卒校したなんてオサレだね。卒業なんて学校に認定されているだけだから、卒校の方が生き方としてポジティブやんか。

ちなみに、中学に行かなくても、高校を卒業しなくても、行きたい大学には行けるよ。医学部入試ですら殆どノーハンデだと思う。学問の世界で生きたいなら、学校に拘らなくても、自分に適した環境で勉強すればいいじゃない。

そして、大学には是非来てくれよ。大学は学校じゃないからさ。大学は大いに学ぶということがどんなことなのかを自分で探す場所だから。卒校して自分が生きて行く道がどんな道なのかを探し出せたら、大学に来て実現させてよ。

お父さんお母さんにも言いたい。子供が学校に行かないという選択をしたときには、もちろん何故なのかをちゃんと聞いて欲しいけど、自分の生き方を考えて選択したのだから、肯定的に受け止めて欲しい。
学校に行かない子供はマイノリティーだから普通の子供じゃなくなってしまうことに怖れがあるかもしれない。でも普通の子供なんてつまらないじゃない。普通の子供が普通の大人になって、普通の人生を歩んでいくなんてアホらしいことより、魂を燃やし尽くすような楽しくて愉快な人生を歩んで欲しいと、、私は他人事なので思っています。

いくた