逃げが入ってしまったワタス | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

中学受験の指導は、時には我慢が必要。相手が自分で答えを導けるように、様々な角度からアプローチをさせてみたり、ヒントを与えて意見を述べさせてみたり。

でも、度々私も記事にしているけど、中学受験には適性が大きくて。成熟度によって進捗は異なるし、本人の受験に対するモチベも様々。

ワタスも諦めてしまうこともあるんですよね。相手にも激しいストレスをかけることもあるし、それは親の願望であって、子供の希望ではないときもあるし。

だからストレスフリーな指導をしてしまうこともあるんですよ。考えさせるわけではなく、私がただ誘導して、お膳立てをして、自分で出来たように思い込ませる。どんどん問題は進むし、本人は楽しい。でも何の役にも立ちません。学習としては何も進んでいないのですから。

子供には、先生の指導は楽しくて、たくさん進めて、最高だ、と勘違いさせることは出来ます。

でも成績は上がりませんし、合格できません。そんな指導をしてしまうこともあるんです。ワタスの中での諦めです。最低なやり方ですけどね。
皆様もワタスのような輩に騙されないでください。

いくた