受験生には勝負の夏ですが | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

中学入試を迎える六年生にとっては勝負の夏が迫ってきているわけですが、五年生にとっても重要な夏ではないかと思います。六年生の夏期休暇は夏休みではなく夏地獄なので、五年生は最後の夏休みとなるわけです。

だから五年生は思い切りバカンスして欲しいわけですわ。夏休みは友達と遊んだり、家族旅行に行ったり、楽しい想い出をたくさん作ってほしいんですよね。

私は中学受験を推奨している人間です。小学生高学年は大きな頭脳の成長点だと感じるので、その時期に適切な能力開発を実行することは、様々なプラスの影響があると思っています。
ただし、受験勉強は、子供に大きな加重、ストレスを与えている側面もあります。それが積み重ねられてしまえば、受験まで持ちませんよ。

最後の夏休みは、最大に楽しく過ごして、また受験が終われば楽しい夏休みが来るという希望を持たせてあげて欲しいんですよ。

思い出してみてくださいよ。私達が子供だった頃を。夏休みに勉強している奴をどう思っていましたか?優秀だと思いましたか?真面目だと思いましたか?いやいや、単なるバカですよね。

この夏休みの勉強は自分で決めさせるのはどうでしょうか?自分でやりたいだけやらせて、遊びたいだけ遊ばせて。
塾の夏期講習もありますね。夏期講習のまとめテストもありますよね。そして爆死しますよね。勉強のコントロールが甘いと、どんな結果を及ぼすのかを経験させるのも夏の勉強じゃないですか。

30年以上前の話ですが、私が小学五年生だったときには、学校の宿題を七月中に終わらせて八月は遊びまくっていました。
六年生は地獄でしたが、またそれも地獄湯巡りみたいな楽しさでもありましたね。

いくた