順調にやれている人がいる反面、そろそろ疲れが溜まる頃、五月病的な無気力が襲ってくる頃でもある。この時期にペースを崩してしまうと、なかなかうまく一年間を活かしていくことが難しい。
この時期にモチベーションも含めた自己管理をしていくために、生徒にはこのように話している。
①朝の時間管理だけしっかりする。夜は早く切り上げてよい。
②予備校をサボってもよい。ただし、一日だけ。
③短期目標を設定する。夢幻の目標ではなく、ギリギリ達成可能なやつ
①に関しては、朝起きる時間、家を出発する時間、電車に乗る時間、これは絶対に崩さないこと。これだけ守れれば、だいたい一日のテーマは完遂したとしてよい。
うちの予備校は22時まで開いているが、早く帰ってもいい。むしろ勉強の密度を上げて、早く帰る方がよい。
②に関しては、頑張り過ぎて頭が飽和したような気持ちになることがある。そんなときにはサボって一日休むことは戦略的に悪くない。電話連絡でスタッフには
「幾太郎先生がサボっていいと言っていました」
と言ってサボれと話しています。
ただし、二日以上サボると、復帰するのが嫌になることがあるのでダメ。
③誰しも合格を目指して勉強しているのだが、合格という目標は最終目標でしかない。目先は何を目指していくのかをはっきりさせていないと、勉強しずらいし、モチベーションも下がる。
今月の目標、今週の目標、今日の目標、具体的で実現可能なものを持つことが大切だ。
いくた