学校より塾の方が大切だよね。 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

この時期、新しい学年になり、学校の先生も変わり、中学受験に理解のある先生だったりそうでなかったり、いろいろとありますね。
今でも中学受験をする生徒を目の敵にする先生は一部いると思います。そういった先生には当たりたくないものですが。

しかし
「塾の勉強が大変だから学校の宿題は減らしてほしい」とか、
「学校での諸活動を少なくして塾に重点を置きたい」とか

そういった考えは、まあよく分かりますが、よい考えだとは思えないですよね。受験生でも身分は小学生なのですから、小学生としての働きを優先した上での受験勉強じゃないですか。

6年生になると、その辺りを自分で考えて調整する子供はいます。私も32年前に中学受験をする年には、児童会役員をしていましたが、ブラスバンドは辞めました。
そういったことを自主的にしているのなら、計画性の高い子供なのでよいことです。ただ、それをお母様が先回りして考えてやってしまうことは、あかんのではないかと思っています。なぜあかんのかというと、それで受験がうまくいっても、その後良かった記憶がないからです。中学受験自体が目的となり、小学校から中学校に進学するというイメージがなくなってしまうのかもしれません。

私が指導した生徒の中で最も優秀だった子供は、6年生で児童会会長をしていて、お母様も学校活動を頑張りながら受験勉強をしていくことに賛成していたようです。優秀だから余裕があったということでもありますが。
そういう子は、やはりその先も明るいものですね。

いくた