おかんは私の中学受験時代には○○主義でした | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


うちのおかんは、私達兄弟が子供の頃には、勉強には全くタッチしない主義であった。勉強そのものにも、勉強管理にも、何もしない主義であった。

私は東海中学を受験して入学したが、それは私が運動神経が鈍く、手先も不器用だったため、内申点が稼げず、高校受験で苦労するのではないかとおかんが考えたからだった。

その程度のことだったので、うちのおかんが中学受験にヒートアップすることはなかった。駄目なら別に公立で構わないと考えていた。

実はおかんは、、、




公立至上主義
だったと思う。
私がかつて住んでいたのは、愛知県一宮市という地区で、県立一宮高校が覇権を握っていた。高校生にもお母様連にも一宮高校こそがヒエラルキーのトップであることは昔も今も変わらない。

おかんも東海高校が嫌いだったわけではない。むしろ大好きだっただろう。私はすっかり落ちこぼれていたが、おかんは父母懇の役員をやるくらい楽しんでいたから。

しかし、私は東海高校というのは、上位公立高校の番手校くらいのイメージでずっと思っていた。
東海高校がこの地区で覇をとなえる、東海道の弓取りの如き学校だと知ったのは、大人になってからである。

いくた