中学入試の激戦から1カ月経ちました。もう何年も昔のことのように思えますよね。その後の時間の速さは、あの戦いが如何に熾烈だったのかを物語っています。
そして、もうあっという間に新学期です。結局中学生活が始まってしまえば、どこの中学に行っても中学の勉強をしていきます。また全員が同じスタート地点に立って、人生の新たな旅立ちをしていきます。中学受験は人生の中では本当に小さなゴールで、この時期はそれよりも大きなスタートにあたります。
二月の勝者を決める戦いは、子供を勝利と敗北に分かちました。しかし1カ月過ぎた今では子供にとってはもう終わったことになっているでしょう。新生活に気持ちは移っているのではないですか。もしくはゲームに気持ちを持っていかれているか・・・
しかし、まだ気持ちが切り替わらない人もいますよね。お母様はなかなか切り替わらないものです。
そのようになってしまう理由は、子供にとっては小さなゴールである中学受験が、お母様にとっては最終ゴール地点だからです。
幼児教育から始まり、塾通い、塾弁作りなど、親子共闘の歩みはここが終着地点ですものね。これからは子供自身の歩みですから。
お母様にとって、中学入試の結果は自らに貼られたレッテルだと感じてしまうのでしょう。二月の勝者という言葉は子供ではなく、お母様の勝敗を表すものだと感じます。
お気持ちはよく分かるのですが、早く戻っていただかないと今後の子供に影響が出てしまいます。
子供が中学受験に合格して天下人になった気分でいる鼻持ちならないBBAもいますが、あまり続くと子供も増上慢な無能深海魚を生産してしまいます。
逆に中学受験がうまくいかず凹んだ状態が続くと、子供は自分が悪い事をしたような気持ちになり、自己肯定感を持てない人間になってしまいます。
まあいいじゃないですか。中学受験なんて練習試合の練習試合みたいなものですから。6年後には人生に繋がる本戦も控えているので、そちらに向かって歩み始めた方がいいでしょうね。
いくた
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