特待生合格に関する偏差値の概算値を、各中学の入試データと、日能研のR4偏差値を基に割り出す。(正規分布で推定)
滝中学
受験者1638 合格者651 特待生30 R4偏差値59
特待生偏差値77.2
愛知中学(2018年データ)
受験者1321 合格者959 特待生81 R4偏差値42
特待生偏差値65.4
名古屋中学
受験者1361 合格者641 特待生210 R4偏差値49
特待生偏差値62.6
金城学院中学(2018年データから算出 特待は2019年新設)
受験者791 合格者576 スカラーA 40位まで、スカラーB 150位まで R4偏差値43
スカラーA偏差値65.5
スカラーB偏差値57.9
滝中学と愛知中学の特待は、3年間の授業料免除ということなので、価値が高く、偏差値も高い。
名古屋中学は、初年度は授業料半額給付で、成績次第で最大三年継続。人数も多いので、まあまあの偏差値。
スカラーを新設した金城は面白い。スカラーAは入学金全額と授業料の半額給付。スカラーBは入学金全額給付。
金城なのに、お金で箔をつけるというやり方が、らしくないといえばらしくないが。
算出された偏差値がまた微妙なゾーンを指している。スカラーAはかなり高く、南山女子のR4よりかなり上。スカラーBは、南山女子、滝のR4より若干下になる。つまり、スカラー権争いが、このあたりの前哨戦として扱われる可能性を示唆している。
いくた
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