科目は3つだけ。英語は必須だが、他の二科目は数学、物理、化学、生物、国語、の五科目から2つ選択する。つまり、英国生と選択すれば、もはや文系型医学部入試ともいえる事態となる。ぶっちゃけ、英国生作戦でうちの予備校は何度もチャンスをものにしてきた。大学に入ってからは困るだろうが、それは入ってから何とかするだけだ。それも東京校のスタッフに申し送りをして対処してきた。
世の中には、数学だけどうしてもできない部族が存在する。数学の指導員としてそんなことを言っていては職務放棄も同然だが、これがどうしたことか、数学を思い浮かべるだけで頭が焼き付く生徒もいる。
そういった場合には、この帝京三教科作戦を強烈に推進する。
更に、これが一発勝負なら、これだけに向けて準備をすることに多大なリスクを感じるのだが、帝京は3日間、三回のチャンスをくれている。司法試験など様々な国家試験が一発勝負であるのに対して、三発勝負ならそれほど激しいリスクでもない。
帝京の数学に関しては、若干難しく選択問題の有利不利もあり、うちの予備校では推奨していなかった。しかし近年易化傾向があり、また選択問題も廃止されたようでアヤもなくなった。
合格点は、最終合格ラインで
75.7→76.0→77.7→74.3→71.0→72.3
もちろん、得意な三教科だけなのだから低くはない。しかし、文系型の人にも医師への門戸を開いている唯一の大学だから、帝京が現在の制度を続けてくれることで、夢を目指せる人が増えるということだろう。
いくた
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