そういう仕事とこういう仕事2 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

昨日の続きで。
今年、うちの予備校には私の母校である東海高校出身の一浪生がいる。
私と同じB群出身(習得度別クラス編成での下位クラス)ではあるが、開講当初から高い能力で、たぶんQT医入試でもいける可能性が高い。何度か質問対応をしたが、いわゆる「話せば解る」人種だ。そして向学心も高い。

ただ、うちの予備校に東海高校一浪生がくることは稀だ。10年間で2人目である。B群出身でこれだけやれるなら、A群はもっと手堅いんだろうね。
そういう生徒は、とりあえず駿台か河合を選択するだろうよ。今までの経験上、間違いなくそうする。

春先に彼に聞いてみたんだよね。
「駿台とか河合にはいかないの?」

彼は
「質問しやすい環境で、先生と距離が近い方が良かったので、お母さんに探してもらって、たどり着いた」
と話していた。自分の母親をお母さんと言ってしまうのはまだ幼いが、なかなかよく考えて行動していることは只者ではない感じだ。

今年はうちの予備校としては珍しく、センター9割、QT医を狙えそうなレベルの生徒が3.4人いる。本当に珍しい年だ。
しかしながら、そういった特異層を除けば、私達の指導を必要としている層は、かなりパルプンテな生徒だ。

いくた



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