もうこの時期にやることは一つ。
点数を取れるようにすること、ただそれだけ。
私もこの世界に長くいるので、塾の名前を聞けばおおよそどのような解法が奨励されているかは分かる。しかしその解法に固執する必要はないということを教える。
先日は鶴亀算を教えてみた。鶴亀算でよく聞くこと。
どれが鶴亀算の問題なのかが分からない。
あるあるネタでしょ。でも今ならそんなことに拘らなくていいんじゃないかって、言ってあげるんだわ。
鶴亀算なんてテキトーに辻褄合わせして答えればほとんど解答可能。うまく合わないときには表を使って、サヤ寄せする手段もある。はっきり言ってそっちの方が、面積図より速くて正確だわ。
鶴亀算は、消去算でも解けるから、それも見せてあげれば、鶴亀算なんて意識しなくても正解できるでしょ。
綺麗で華麗な解法は塾でやってくるから、こっちはそれも活かして、泥臭く得点を重ねる手法を磨いていくわけ。
理科なんかも、少し教え方を変えると、あっという間に分かるようなこともあるから、加点させてやるわ。
いくた