中学入試の夏も終盤 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

暑い夏が終わりを迎える。中学入試をしない六年生には小学生最後の最も楽しい夏、中学入試を控えた六年生には世界で一番シンドイ夏だっただろう。

夏を想定通りに良好な成果を挙げられただろうか?95%くらいの子供は想定通りにはいかなかっただろうな。でもそれが想定通りじゃないかな。

夏が始まる前に、夏期で目覚ましく成績を上げる子供は稀だと書いた。頑張っても頑張っても横ばいだった子の方が多い。

しかし、夏に頑張れたのであれば、既にその成果はあったと言ってよい。なぜなら、夏頑張ったことは実りの秋に繋がる可能性が高いから。夏は全体を俯瞰したよね。理解度定着度が充分の分野とそうでない分野を色分けするために夏はあったわけだわ。出来上がったハザードマップに従って、今後は効率的な学習ができる。

また、夏を越えた子供は、この辺りから急激に引き締まる。精神面が受験生となる。受験を終えてから振り返ると、夏は直接的な成績向上ではなく、成績向上を後押ししてくれる要素を構成する役割があったことを感じることができる。

夏に抜群に成績向上する子が5%
夏に頑張れたけど、成績向上には直接は繋がらなかった子が30%
その他は、、、健全な小学生だわ。

健全な小学生でいいじゃない。それでも秋口に学友の変わりゆく姿をみて、自身も変化していくんだから。

今日の一曲は、プリンセスプリンセスの世界でいちばん熱い夏。
もしこの歌を小学生に聴かせて、タイトルを漢字で書かせたら。
暑い夏ではなく熱い夏と書ける小学生がいたら。単なる学力ではなく、いろんな意味で天才だな。

いくた





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