文章で表現することの難しさ | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

医学部入試には、小論文が課される大学が多い。私立医学部はほとんど全部だ。
この小論文を舐めてかかると痛い目に遭うだろうよ。

主要科目ではないし、参考程度のものだし、軽視して構わないと思っていないだろうか。

文章作成は、とても高次元な頭脳動作であろう。うちの予備校では、毎週一回小論文の授業があるが、それとは別に天声人語をテーマにした要約や意見などを書かせている。それを読むと、隠しきれない個々の能力差が浮き彫りとなる。
優秀な人の文章は、本当に素晴らしい。意見陳述も的を射たものである。
逆に駄目な奴の文章は、小学生並みの薄さである。ただ文字を埋めただけの読む価値を全く与えないものになる。

私がもし医大の学長ならば、小論文を最大限に重視するな。ただのペーパー試験より、能力差がはっきりする。もしかすると、小論文は参考程度ですよ、と謳いながら実は重視している大学もあるかもしれない。

面接試験は、客観性に欠く試験になることもありうる。しかし、小論文は主観客観なんて言えないほど差があるものだから。

今日の一曲は、スピッツの涙がキラリ。

いくた




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