東海地区の中学受験塾情勢 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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東海地区の中学受験塾といえば、MとNがシェアを二分しているといっても過言ではない。
どちらの塾も特徴的な指導ではあるが、その特徴が結果に大きく現れている。以下、MとNの合格者数を見てみたい。

学校名、Mの合格者数、Nの合格者数、M/N比

南山女子 48 58 0.83
東海 127 123 1.03
滝 239 177 1.35
淑徳 215 139 1.55
南山男子 64 54 1.19
名古屋 345 211 1.64
愛知 384 313 1.23
金城 259 107 2.42
椙山 67 27 2.48

おおよそ、Nの偏差値順に並べてみたのだが。

東海中学の場合で、MNの合計の占有率は、250/393=64%と、シェア二分とまではいってないか。四谷の予習シリーズを使うような塾も割と健闘しているのかも。

M/N比を出してみたのだが、南山女子男子と東海は低め、愛知も低めだけど、滝や淑徳は高い値。つまりMとNでは、得意不得意のカテゴリーがある。

Mはどちらかといえば、解法の定型化を促し反復演習により足腰を鍛える作戦。だから滝には強いよ。滝はそういう生徒が欲しいのだろうと思うから、ニーズが一致している。

Nは思考力を育成し、問題のリソースを汲み取ろうとする作戦。だから南山東海に強いだろうよ。本当に多くの問題が初見で考えないとあかんやつだから。単に反復するだけではなかなかやれない。

どちらの塾にも特徴があるので、志望校によって、選択するようにした方がいい。東海地区は関東関西のようにたくさん私立中学があるわけではないので、志望校が大きく変化することも少ないじゃない。決まっていれば、対策も立てやすいわけだ。


今日の一曲は、さだまさしの主人公。
私は中学高校の頃からさだまさしのファンで、さだまさしの曲はほとんどを聴いた。この主人公は、さだまさしファンの中では特別に人気のある歌だが、今聴くとその理由はよくわかる。

いくた





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