だって、ERが呼ぶから。 | フィラデルフィア ICM 便り

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ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

この間はまた、



ER~ しょぼん


なんでやねん。


これがまた、ER常習犯だったので、かないません。

この人は確かに難儀なメディカルコンディションもあるんすけどね。

毎回、ERドクターに慣れた口調で、自分のメディカルコンディションを細かに語るクライアント。

メンタルがER行きのトリガーになってる要素が大きい。

本人はそれを認めないんですよ。

以前にERのドクターがそれを指摘したら、怒るのなんのって。

最後まで聞くのを拒否して、怒鳴って、ERを出ようとする始末でね。

私にも、えー加減にせんかいむかっって言いたくなるような超暴言を吐くので、

「そういう態度の人間をサポートする義務は全くないから、今、態度を改めないんなら、ここでサヨナラさせてもらうワ。」

と、ピシリ。パンチ!

クライアントはそれを見ると、いきなり態度を変えて、私に取り入ろうとするんです。


Personality Disordersと呼ばれる一群のメンタルイルネスがあるのです。

治療の難しい輩です。

周りの人間を振り回して、コントロールしようとする事を止められないトラップの泥沼とかね。

このクライアントは幾つかのPersonality Disordersの強い兆候を持ってます。

このPersonality Disordersについてはまた、次回にでも。

先日のERの結果は、特に心配されるようなコンディションの変化はナシ、ということで終わり。

ここのERにはここ数ヶ月で10回近くは運ばれてるクライアント。

ER行きの状況と結果はいつも同じ。

今回も当然、帰宅のためにタクシーバウチャーを要求したクライアントに、病院側は、

「タクシーバウチャーはもうないから、公共交通機関で帰ってちょうだい。」

と、キッパリ。

怒って、うろたえたクライアント。

この人、一人で公共交通機関が使えない身体事情があります。

公共交通機関を使うことが難しい身体事情やお年の人のための送迎サービスのパラトランジットも2、3社、あるのですが、今回はどれもうまくアレンジ出来ず、焦るクライアント。

夜の8時くらいのことです。

今回は、私がアレンジをして家に返しました。

その時にクライアントに言いましたよ。


ネコ: なんで今回はタクシーバウチャーくれなかったんか分かってる?

ウサギ: ??? 知らん。。なんで?

ネコ: アンタ、ここのER常習犯になってきてるんよ。病院は毎回、タクシー代を常習犯に出さないわよ。

ウサギ: そんなことないわっ!


でも、そう言ったクライアントの表情はいささか、引き攣り気味でした。


でも、


分かってるけどね、


アンタ、またER行くわよねー。

雷雷雷




またこの写真さ。

だって、またコレのお側に数時間以上 .....

でしたから。

しょぼん