決死の攻防戦 | フィラデルフィア ICM 便り

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ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

Clivedenというところで毎年、行われるThe Battle of Germantownというイベントに行ってきました。



これは独立戦争時の1777年10月4日に起こったClivedenでのイギリス軍とアメリカ軍の壮絶な戦を再現したものです。

占領されたフィラに自由をとアメリカ軍が決死の戦いをイギリス軍に挑んだこの地で、最初のメモリアルイベントが行われたのは1927年。

The Battle of Germantownの子孫達が、当時の衣装に身を包んで戦いの様子を再現したのが今に続いています。

とにかくすごい迫力です。

おそらく300人からはいると思われるイベントの俳優達は皆、地元のボランティア。イギリス軍とアメリカ軍にそれぞれ扮して、相当な撃ち合いを演じます。









大砲もあってね、銃の音と共にすごい騒音でした。



Clivedenの敷地外の道路で始まる戦は後に、敷地内に移動して撃ち合いを続けて、最後はClivedenの建物内に乱入して立てこもったイギリス郡と建物を取り囲んだアメリカ軍との銃撃戦で締めます。

観客もそこはアメリカ人。

立てこもったイギリス兵が窓から応戦するとブーイング。笑うでしょ。ここでも愛国心は一杯ね。

敷地内は当時を再現したテントに独立戦争時代の小物や刀などを模倣したグッズやTシャツなどの販売、当時の生活様式のデモンストレーションもやってました。



なので、兵士のみならず、女性も当
時の衣装に身を包んで歩いていて、とにかく気分はタイムスリップです。



こういうイベントを見るといつも思うんですけど、やっぱりアメリカ人はこういう衣装が似合うんですよ。違和感が全く無いの。

それどころか、

「あなた、ホントに現代の人?」

って聞きたくなるようなパーフェクトに250年前の雰囲気の人も何人もいてね。

この国の人達のルーツとスピリットはこれかぁと思ってしまった。

今年はね、15人ほどの若いArmyの一隊がイベントを見に来ていました。

歴史上と現代のヒーロー達が一緒に記念撮影という興味深い場面も。



戦のイベントの終了後は、イギリス軍とアメリカ軍の双方がこの一隊にエールを送って、観客も沸いての終了でした。



Clivedenでの戦いはアメリカ軍の敗戦でした。

この年、同じ頃にペンシルベニアの各地で激しい交戦が行われています。

デラウェア河側にはイギリス軍を迎え撃った砦もまだ残ってるんですよ。

いまだに銃にしがみつく体質の国民性は、こんな始まりが体に染み込んでるせいもあるのかな。




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