満月でなくても狼男 | フィラデルフィア ICM 便り

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ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今週は出だしから物事が上手くいかない、関西弁でいうところのドツボ(最悪、最低の状況)の状態ですー。

状況を変えるべくがんばってます。

そんなことで昨日もヘロヘロになって一日を終えて、さー、気分を切り替えておうちへと、ビルのエントランスのロビーに行くと、、、

初老のオジサマがロビーをウロウロ。ロビーから更にビルの奥に入ろうとしてまた戻ってきたり、おちつきがない。

うちのエージェンシーはアフターファイブもセラピーやAAなどのグループが集まりをやっていたりもするのですが、どうもこの人はその一部でもない感じ。

と、思っていたら、アフターファイブにロビーに常駐してる警備のオッチャンが助けを求めてきた。

聞くと、このオジサマが、自分の心臓専門医のオフィスがウチのビルの2階にあると言って聞かないそう。

ウチはメンタルヘルスで、専門医のオフィスは道を隔てた向こうの病院のビルでしょう、と言っても

ワシは今、そこから出てきたところや、このビルや!

と言ってガンと聞かないそう。

それはどうしたことかと、このオジサマに、お医者様の名前は何ですかって聞いたら、なんと、

そんなこと、分からんのやっ!叫び

と、おったまげる応答で、攻撃されてしまったのです。

あー、こりゃ、アカンわ。

どうも、ご本人は何らかの理由で混乱している様子が高いよ。

いきり立ったオジサマは

ここの2階や。

ワシはたった今、ここから出てきたところなんやからな(それは誓ってもないんだけど、と警備のオッチャンがブツブツ)。

2階に行って、探したる!!

といきなり階段を登りかけて、警備のオッチャンが制しようとしたところで、いきなりガーン後ろを振り返って、ビルのエントランスを凝視したんです。

その後が素早かった。

エントランスの外に見える歩道を数人が歩いて通り過ぎようとしていたんだけど、

あっ! ワシのセンセイやっ!!

って叫んで、ビルから飛び出して、そのまま戻って来なかったんです。

マジですかーガーン

時間は夕刻の6時くらいです。

そんな時間に医師を待ち構えること自体がおかしいし、たった先程に会っていたという医師の名前も分からない上に、自分がいるビルも勘違いしているというのは、通常じゃないですよね。

痴呆症を疑いましたが、短いやり取りで、定かでありません。

彼が飛び出して追っていった女性も、彼の言う医師というのは怪しいで

このオジサマが無事におうちに帰れてるといいんだけど。

警備のオッチャンが、

今日は満月かいな、こないなケッタイなことがしょっぱなから起きるとは、

ってブチブチ言ってました。お月様

今は満月じゃないんだけど、今週はアンバランスで凸凹の事柄がよく起きるようで。

今日もケッタイな締めだったワと思いつつ、ビルを後にした私でした。




ダウンタウンのParkwayにある大きな噴水。
この辺りは美術館も多い。ロダン美術館では、皆さんお馴染みの"考える人"も建物外に鎮座して考えてはります。




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