キミを探して三千里 | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今日のお仕事のひとつだったアウトリーチ。

フィラのどっかで路上生活している行方不明のクライアントを探すんです。

フィラにあるCommunity Healthcare Centerのいくつかが、アウトリーチ専門のチームを持っています。

これらのチームは市の統括下で、それぞれ受け持ちのフィラの各地域を昼夜、ホームレスへのアプローチやサポート、定住生活に移れるようアシストしたりしているんです。

ICMはこのアウトリーチサイドとも連携を取って、行方不明のクライアントを探したりします。

今日、アウトリーチしたクライアントも、アウトリーチチームと連絡を取り合って、この人を路上からシェルターに移す努力をしている最中なんです。

笑っちゃう話もあります。

このクライアント、大抵の場合、ある地域に居着いていて、物乞いしてるのは分かってるんだけど、なぜかアウトリーチも私もなかなか、この人に出くわさない。

謎やなぁ、昼間は何処を徘徊してるんやろって、言っていたんです。

そしたらね、ある日のアフターファイブのこと。

ジムに行った帰りに歩いていたら、いきなり、

ハローしっぽフリフリ

と、いきなり声をかけられて、見ると、

あーーーっ!!

アンタやないかっ!

3時間ほど前にこの辺りで、アンタを探してたんやで。

どこにおったんビックリマークはてなマーク

ムロン、ご本人からの返事はございませんデス。

クライアントは私を路上で呼び止めた後は、いつもどおりに"声"と話すのに忙しくなって、会話らしい会話はほとんど無理になりました。

それにしても、当分会えてなかったのに、しかも本人は統合失調症の症状が重くて、会話もままならないのに、呼び止めて声をかけてくるとは。

実はこのクライアントとは、こんなことは今回が初めてじゃないの。

この人、前にもバーガーショップの店内から、外を歩いてる私をみつけて、手を振ってきたことがあったのです。

このエピソードはいささか前の記事で書いたと思います。


それにしても....


見つけられてるのはワタシの方で、クライアントじゃないのねー。

なんかフクザツな気分やわガーン





今日、アウトリーチした場所の一つのRittenhouse Square。

人気で人の多い公園です。
アフターファイブや週末は犬連れも含めた人々でごった返してるほど。

私はそんな人混みの公園は落ち着かなくて、遠慮ですが。

ここはベンチが多いので、ホームレスも多いのです。

写真を撮った時は昼前だったので、まだ混み出す前でした。




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