塀の向こうへの旅 | フィラデルフィア ICM 便り

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ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今日もまた北西部の方まで出向いてきました。

今回行ったところに乗って行ったバス。

途中で刑務所を経過していくんです。

このバス路線はいつ乗っても、いささか落ち込んでしまう。

というのも、このバスはいつも女たちで満載だからなんです。

皆、受刑者たちの妻やガールフレンド、母親や姉、妹。

幼子を連れて、刑務所訪問も多い光景です。

塀の向こうの彼らに会いに、または釈放になる彼らを迎えに行く女たちで、バスはいつも満員です。

むろん、男たちもいるのですが、訪問組は圧倒的に女たちです。

さらに悲しいのは、彼女たちの会話と話し方。

明らかに良いとは言えない環境で育って、教育も不満足の結果が見える会話。

"Fワード"満載のしゃべりで、自分や家族の刑務所体験のことやカネ絡みの争い事などをひと目もはばからずに続けるんです。

低教育、悪環境、不安定な収入などがどれだけ犯罪と密接な関係にあるかが、実証されてるような光景です。

今日のバス、
男性乗客はほんの2,3人。

バスに溢れていた女性客たちは刑務所のバスストップで全て降りていって、バス内はほぼ、空になりました。

これが、毎日繰り返されている光景です。





広大な刑務所の敷地の一角。





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