子どもがやる気が出ないときにどうしたらいいか?について書いてみようと思います。リクエストをいただいたことがきっかけですが、私自身も考えを整理しておきたいと思ったため、リクエストに囚われず少し自由に書きます。

 

なお、一時的にやる気が出ないような場合を想定して書いていますので、長期的なモチベーションの話や鬱などは別とお考え下さい。

 

↓関連記事(長期的なモチベーションの話)

 

 

脳科学の分野では、「やる気」なんてものはそもそもなく、行動しなかったことに対して脳が後づけで理由を考えて「『やる気』がなかったからやらなかった」と理解しているだけ(本当は「内面→行動」の順ではなく「行動→内面」の順で脳が動いている)なんて言われています。「やる気」があろうがなかろうがとにかく行動すること、そして行動を習慣化することが大事と。

 

  

 

 

そういう側面も実体験として分かりますが、しかしやはり気分が乗らない日というのは誰しもあるものです。思い当たる理由がある場合もあれば、「気圧が低いからかなあ」みたいな場合もあります。

 

子どもが「やる気が出ない」という時は、まずはどんな状態なのか話を聞いてあげることが大事かと思います(「大変なのによく頑張っているね」と褒めて欲しいアピールの場合もあったり…)。

 

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心や体が疲れている兆候(休んだ方がいいサイン)かも知れず、その場合は「ライバルに遅れないように!」などと無理をして長引かせてしまうよりは、半日くらいしっかり休息したり気分転換をしてスパッと切り替えた方が結果的にはベターということも多いでしょう。何をしたら「やる気」が出そうか(美味しいものを食べる、お出かけする、運動する、等)子どものワガママを聞いてあげるのもいいと思います。


 

 

 

そういえばうちも前期日特で1回、「気分転換」に休んだことがありました。後期には修学旅行や運動会の他、体調不良で塾に行けない日が何日もありました。

 

そんな時に我が子だけ遅れてしまうような感覚になってしまうかもしれませんが、言わなくても(言わないだけで)みんな色々あるので、そんなものだと考える方がいいかと思います。受験が終わった人に聞いたら「今だから言えるけど」なんて話がたくさんあるものです。

 

休むのも大事!だいじょうぶだいじょうぶ。


絢香 / たしかなこと(小田和正のカバー)

いちばん大切なことは 特別なことではなく

ありふれた日々の中で 君を 今の気持ちのまゝで 見つめていること