入塾して半年が経ち、塾のこともだいぶ分かってきました。

 

私は何事においても、プロの言うことだからといって必ずしも文字通りには受け取らないのですが(「事実」の部分はさておき「意見」はプロでも聞く人によって真逆なことを言うこともザラだから)、「お受験ブルーズ」ジュクコ先生の見方はかねてからほぼ全面的に共感しています。先日のYouTubeライブもとても参考になりました。

 

 

動画の中でSAPIX(グノーブルもほぼ同様)、日能研四谷大塚(早稲アカも同様)、浜学園(希学園もほぼ同様)の算数のカリキュラムを比較されています。

 

日能研は計算関連にも結構時間を使うこと、内容が関連する分野をある程度連続して進めていくことが特徴で、これはSAPIXや四谷大塚とは大きく異なるそうです。できる人にはどっちでも大丈夫だけど、日能研の進め方の方が落ちこぼれにくく取り組みやすく感じる、とも。

 

 

実際、例えば日能研4年生の夏休み前は、図形が5週続いてから規則性が3週続くという感じでした。

 

長男は塾で授業を受けて帰ってくるといつも栄冠(家庭学習教材)が自分で最後まで解ける状態になっており、そこからウイニング・ステップ分野別集中レッスンなどで演習を積んで、育成テストの「応用」問題で力を試すというサイクルを、自学自習を中心に回しています(やる問題は私が選んであげ、間違えた問題は見てあげていますが)。

 

ウイニングステップ 小学4年 算数2 図形 (ウイニングステップシリーズ)

 

中学入試 分野別集中レッスン 算数 規則性 (中学入試分野別集中レッスン)

 

ガンガン進んでいくカリキュラムも、それを消化していけるなら強いでしょうが、我が家では塾で習ってきたことを横でどっぷり見てあげるようなサポートは(私の時間的にも、長男が反抗期らしくなってきたことからも)難しいです。この点からも、我が家にはしっかり消化しながら進んでいける日能研でよかったなと思っています。

  

ちなみに「計算関連」とは言っても、日能研でも少なくとも上位クラスの授業では単純な計算の仕方はほとんど扱いませんでした。でも例えば1230000÷50000(桁の大きなわり算)をする時に、123÷5と商は同じになるけど余りは一緒にはならない、みたいなことの本質的な意味を教えてくれたり、数の性質を絡めた文章問題をやりつつ、計算が弱い場合はその数週間でリカバリーできるカリキュラムでした。

 

 

ただ、同じくジュクコ先生によると日能研の理科は演習量が明らかに少ないそうなので、5年生くらいからは意識して家で理科にも力を入れていきたいと思っています。どの塾にも強み弱みがあるので、特徴を知って補うことは大事ですね。

 

中学入試 理科 塾技100 (中学入試 塾技)

↑理科はこれを手元に置いています。