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塾に通い始めると、多かれ少なかれ塾に競争心を煽られますよね。そしてSNSでは、勝手に煽られたような気分になってしまうことも。中学受験は高校受験や大学受験と比べて親の関与が大きい分、受験産業の商業的な側面の影響も受けやすい構造があるように思います。
 
でも、競争の世界で生きていくのは好き/嫌いや向き/不向きがあります。中学受験や高校受験の先には大学受験、就職活動、さらには会社内での競争など、まだまだ競争しようと思えば延々と競争の世界が続きます。
 

 

確かに頑張れば人生の選択肢は増えますし、途中から競争しない選択もできるので、楽になる面もあります。経済的な面でも楽になる確率は上がるでしょう。でも競争の世界に居続けるなら、頑張れば頑張るほど、より忙しくてハードな世界が待っています。
 
競争は必ず上には上がいますから、上を目指すほど(時間、体力、精神力、他色々な面で)限界に近いところでの戦いになってきますし、そのうえ仕事では、忙しい人ほどさらに仕事が舞い込んでくるように組織というものはできているからです(多くの場合、組織の利益の8割はたった2割の人が稼ぎ出しているとかいないとか)。そんな激しい競争の世界で、つぶれていく人もたくさん見聞きしてきました。
 

 

こんな風に書くと、いかにも大変そうな気分になってくるかも知れませんが、でもそれを大変と思うかどうかは、結局のところ本人次第です。目標に向かって自主的に努力している人や、やりがいがあって主体的に働いている人には、ハードな努力や激務も苦ではなかったり、ハリのある生活になったりします。逆に、やらされてということなら辛いだけでしょう。
 
 

私はわりと好き好んで競争の世界に飛び込んだ方ですが、別に競争自体を目的としたわけではなく、やりたい仕事や目指す姿があったことがモチベーションになってきました。

 
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ハードなこともたくさんありましたが特に苦にはならず、挑戦を楽しむような気持ちもありました(まあ少しは苦もあったかも知れませんが、今となっては過ぎ去って美化されているのかも…基本、楽天的なもので(笑))
 
 
でも自分がそうだったからと言って、子どもはまた違うかも知れません。それに、やはり小学生では年齢的に早いという感覚もあります。なので、なるべく「やらせる」ことはしないよう、まずは本人のモチベーションを醸成することが先で、頑張るなら自主的なものでないと、と思っています。
 
私は別に勉強でなくとも、何かの分野で自分なりの努力はした方が良いと思っていますが、だからと言って競争をする(他人と比べて競う)ことは必ずしも必要ないと思っています。競争の世界を選ぶのも生き方、競争しない世界を選ぶのもまた生き方です。
 
そして競争の世界で生きていくにしても、競争以外の軸(価値観)を持って自分なりに頑張る方が生きやすいことが多いと最近では思います。
 
勉強することの意味は、本来はいい大学に入れるとか就職に有利とかとは別のところにあり、私は「よりよく生きるため」と考えます。なんのための中学受験なのか、そこをこの先も見失わないように気をつけていきたいと思っています。
 

↓関連記事(2020.08.02)

(記事内のムギタローさんのYouTubeは面白いので、ぜひ見てみて下さい)

 

DREAMS COME TRUE - CARNAVAL ~すべての戦う人たちへ~

二度と来ないこの瞬間 全部を 楽しめたら最高!

飛べ!走れ!泣け!もしもビビったら 笑おう!