年末になると、ブログで皆さんが投資の成績を振り返り始めます。それが揃いも揃って爆益なので、自分以外はみんな儲かっているんじゃないかと、以前はよく心がざわついたものです(笑)

(今でも、そして今年も、多かれ少なかれざわつくとは思いますけど)

 

最近だと、私の関心は投資よりも子供の教育に移ってきたのですが、そちらでは「全国統一小学生テスト(全統小)」などの模試があると、皆さんの成績が凄いこと凄いことキョロキョロ

 

体感的には、教育・受験ジャンルのアメブロガーのお子さんの平均偏差値はYやNで65以上あるんじゃないかと感じます。子供がテストで撃沈した時は、ブログ巡りで結構心を乱されました(笑) それでも、撃沈で腐らずバネにして、先日の日能研「学ぶチカラテスト」ではリベンジを果たせたのですが。

 

 

私もだいぶブログ歴が長くなってきたので、もう一通りの経験がありますが、皆さんの(お子さんの)成績があまりに素晴らしいので、投資にしろ模試にしろ、成績が悪いと書きづらいです。

 

そんなことが続けばブログ自体、書く気力がなくなってきてもおかしくありません。良いときも悪いときも同じように書き続けられる人には敬意を表します。

 

どうしても、成績が良い時の方がいい気分でブログを書けます。承認欲求か何かが満たされる感じでしょうか。「同窓会に出てくる人はわりと人生うまくいってる人」みたいな感じで。

 

 

なので、ブログで感じる分布が真の分布とだいぶ違うことはあまり不思議ではありません。(一方で成績が良すぎる人は、嫉妬されるとか身バレリスクが高まるとか別の理由で書きにくくなることもあるかも知れませんね。)

 

でも例えば偏差値65というのは、正規分布を仮定すると上位6.7%なわけです。ブログでどれだけ偏差値65以上の人ばかりのように感じたとしても、客観的な事実としては、例えば全統小なら同級生約100万人のうち「何の義務もないのに休みの日に『わざわざ』模試を受けている」2万数千人という母集団の中での上位6.7%(15人に1人)ということです。

 

ブログ巡りをする時には全体像を把握し、イメージしながら見ないとですね。

 

 

 

今までなら見えてこなかった人のこと(田舎に住んでいて都心の人の中学受験事情とか、自分の住む世界では関わることのないお金持ちの人の生活とか)がSNSの普及で簡単にのぞけてしまうことで、現代は要らぬ感情(感じる必要のない劣等感やモヤモヤ)を生じやすい環境になっていると言えるでしょう。

 

それでも私は「あの時知ってたら別の選択をしたのに」とか後から思うのが一番嫌なので、ザワザワしようがモヤモヤしようが、アクセス可能な情報は集める主義です。そしてブログを通して人とつながることに価値を感じるからこそブログを書き続けています。

 

「人は人、自分は自分」(比べない、争わない)という芯を持って、これからもうまくブログのメリットを享受していけたらと思っています。楽しくやっていきましょうニコニコ

 

福山雅治 / Beautiful Life

迷っているあなたが好きで 探し続けるあなたが好きで
諦めること 諦めないこと その狭間で苦しむなら
僕も同じだよ 僕も同じだから