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新潟・長岡の腰痛改善ピラティストレーナー信田純一のブログ

新潟市、長岡市で腰痛解消に役立つピラティスの指導をしているトレーナー信田純一のブログです。
年に1~2回、指導者養成コースも開催しています。

始めさえすれば、もう8割は成功したのと同じだ。
by ウッディ・アレン




おはこんばんちは、信田です。

昨日、一昨日とPHIピラティスを用いた機能評価という内容で記事を書きました。

僕のアメブロはfacebookと連携していること、そしてfacebookには全国のトレーナーさん治療家さんのお友達がたくさんいることからアクセスが一気に増えました。

僕は以前から専門の内容について記事を書いたり、マーケティングやセミナー告知など色々と好き勝手に書いています。

たくさんの人が見るSNSですので、書く内容には責任が伴います。
だからと言って間違った内容を書いてはいけないのかというと、僕はそうではないと思っています。

道徳的、倫理的に間違ったこと(これについて議論が始まると白熱教室になってしまうのでやめましょう)でなければ、僕はどんどんチャレンジしていいのではないかと思います。

情報が溢れかえっている時代、情報の取捨選択はどちらにせよ必要なのです。

今の時代、セミナーや書籍、そしてインターネットなどでたくさんの情報を得ることができます。
だけどそれをそのままにしていたら、それは何の価値も持たない情報になってしまいます。

インプットしたものを自分で利用し、それをアウトプットして何かを得ることで初めて価値がうまれます。

自分の生徒さんに情報提供することでもいいですし、後輩に教えることでもいいです。
それと同じようにブログに書いたっていいじゃないですか。

もっとSNSで自分の持っている知識や技術を発信してみること。
これってやってみるとすごく難しいです。
わかっているつもりだったのにわかっていなかったことがわかったりします。(言葉が紛らわしい。笑)

人に伝えるって本当に難しいのです。
ブログをやっていない人、一度やってみてくださいね。
おはこんばんちは、信田です。

今回の記事は、マーメイドポジションにてよく見られる股関節の左右差について書いていきます。
まだ前回の記事を読んでいない方は先に見てきてくださいね。

マーメイドポジションの左右差には2種類あります。
そのうちの1つが大殿筋や梨状筋といった股関節伸展/外旋筋による股関節内旋制限です。
前記事の写真でいうと右股関節に痛みやインピンジメントなどの不快感が現れます。


梨状筋は仙骨前面から大転子上方に付着しています。

右股関節内旋制限がある場合、右のお尻が床から離れてしまいます。
修正の1つとしてフレックスクッションなどの小さいイスに座ってもらう方法がありますよね。

僕はパーソナルではもちろん、グループレッスンでこの制限を持っている方がたくさんいる場合は全員でストレッチを行います。


股関節屈曲+股関節外旋の姿勢をとります。

「股関節の伸展/外旋筋をストレッチするのに、股関節を外旋させるんですか?」

そう思った人は僕と同じですね~。
調べてみたら、この大殿筋と梨状筋、股関節伸展位では外旋筋として機能しますが、股関節屈曲位になると内旋筋として機能するそうです!

ですので、マーメイド座位で股関節屈曲/内旋位を制限しちゃうんですね。

ストレッチ後にもう一度マーメイドポジションになってもらうと、ほとんどの方は改善された感覚がありますので喜んでもらえると思います。
テニスボールなどでのリリースなんかも劇的に変わります。

試したことがない方は、ぜひ一度お試しください^^
おはこんばんちは、信田です。

PHIピラティスでは、姿勢評価や既往歴をもとにエクササイズを実施します。

このエクササイズは、トレーニングでありストレッチであり機能評価でもあります。
例えば、マーメイドという種目があります。


これがマーメイドです。

写真は何年前でしょうね(笑)
所属クラブに取材がきたときにピラティスの撮影をしてもらったときのものです。

このエクササイズでは、一方の股関節を内旋、もう一方の股関節を外旋させて座ります。
写真では右股関節内旋、左股関節外旋ですね。

ここで、グループレッスンでは必ずといっていいほどあるケースが、股関節の左右差です。

写真の座り方と、それとは反対に右股関節外旋&左股関節内旋の座り方、一方は座りやすくてもう一方は座りにくいということがあります。

このエクササイズでなくても、骨盤調整やストレッチのクラスでもよくやりますよね。
座った姿勢で膝を立て、左右に倒しましょう~ってやつです。

「倒しにくい方はありませんかー?」と聞くと、ほぼ必ずいますよね。
これ、ある筋肉の柔軟性に左右差がある場合がほとんどです。

ってことで、詳しくはまた今度書こうと思います。

こういう基本的なことがわかってくると、生徒さんの身体はどんどん変わっていきます。
日々、勉強ですね!