おはこんばんちは、信田です。
前回は伸展型腰痛について書きました。
本当に当たり前の基本的なことです。
でも知らないトレーナーさんはたくさんいると感じています。
1.イスかなんかに座っていて、立つと腰が痛いんだよね。」
2.棚の上のものをとろうとしたら腰がピキッって痛くなった。」
3.腰を反らせると腰が痛い」
4.テニスのストロークは大丈夫だけどサーブやスマッシュで腰が痛い」
5.猫のエサを床におくためにしゃがんで立つときに腰が痛い」
これらは全て伸展型腰痛を疑います。
ただし原因は様々な可能性がありますので、それぞれ評価をする必要がありますね。
腰が痛い=腰をマッサージ、腰が痛い=腹筋や背筋が弱いからトレーニング
こういったアプローチを続けている方は、本当にそれで改善できると思っているのでしょうか?
何かがおかしいと感じているか、あまり何も考えていないかどちらかだと思います。
僕はパーソナルトレーナーとして活動しはじめた頃、腰痛で悩む方、膝痛で悩む方、肩痛で悩む方にたくさん出会いました。
でも僕が知っているのは、腹筋をバーンアウトさせる方法、レッグエクステンションを使って大腿四頭筋をバーンアウトさせる方法、肩のインナーマッスルを鍛えるという根拠があるようで全くないチューブ運動のやり方だけでした。
そういうアプローチしか学んだことがなかった僕は、何かがおかしいと思い始めました。
そこで僕はPHIピラティスや、人の身体のメカニズムを学ぶ機会に巡り合いました。
僕たちトレーナーという仕事は、特に大したことをしていなくても先生と呼ばれ、ありがとうと感謝を言われることが多い仕事です。
だから僕は、「先生なんて呼ばないでください」とか、「何もしていないのでお礼なんて言わないでください」とか言っていました。
でも、ある時に僕は考え方を変えました。
先生という言葉にふさわしくなれるように努力をしよう。
お礼を言ってもらったときに胸を張ってどういたしましてと言えるように努力をしよう。
そういう考え方です。
尊敬するトレーナー、治療家、医師などの皆さんを追いかけながら、そして信田さんのようになりたいと言ってくれる後輩に追いかけてもらえるように、これからも頑張りたいと思います。