精米作業 | 助作農園・一口馬主ライフ

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雫石の農人による一口馬主(ノルマンディー・YGG)の生活を綴っています

精米作業を行いました。
精米とは、玄米の表面についている薄皮や胚芽部分を除去して、白くて味の良いを白米にすることです。


140122精米機
この循環式精米機を使います。

年季が入っています。
一度に30kgの玄米を処理できます。


140122抵抗
これは抵抗。
どれくらいの強さで削るかを指定します。


140122玄米
上のホッパーという所に玄米を入れます。
右側から中に入って行き、中で精米して、左側から出てきます。
中で少しずつ精米しながら、米が回っているということで循環式と言われています。


140122白米
丁度良い白さになった所で止めます。
だいたい30分を目安にしています。
このままだと糠が白米の中に少し残っているので、さきほどの抵抗を0にして5分ほど回します。


140122白米排出
できあがったら、容器を置いて取り出して完了です。


140122米糠
こちらは分離された糠。
玄米の約1割が糠として捨てられます。
でももったいないので、我が家では畑の肥料にしたり、生ごみと混ぜて堆肥にしたりしています。

循環式は精米に時間がかかりますが、その分お米に熱が持ちにくくなり、食味がそんなに落ちないというメリットがあります。
なので、短時間で精米できる研削式精米機より美味しいと言われています。
うちにあるのはかなり古い機械ですが、大事に使い続けていきたいです。


140122ハウス
ところで、寒じめほうれん草の収穫、本日で終了しました。
春になったら、ここにお米の苗を並べます。
なので、このハウスは田植えが終わるまでお休みです。