今日は妻の出産予定日である。
が、ブログを余裕で書いていることからも分かるように、特に何も起きずに一日が過ぎてしまった。
検診にも行ったけど、特に問題なく経過も順調であるとのこと。

まあ、出産にも色々個人差というかまあ人間がコントロールできないもろもろの事が作用するので、のんびり待っていればいいんじゃないかとも思うのだけど、来週からついに授業が本格的に始まってしまうので、うーん、今週中だったらよかったな、などと思ってしまう。来週になったら宿題だけでそれぞれ毎週平均20時間はかかるというミクロ経済学とアセットプライシングの授業が始まってしまう。

が、もちろんそんな事で妻に責任を感じてもらっても申し訳ないので家ではなんとか笑顔で「まあ、そのうち出てくるよね」などと言っているけど、たまに笑顔がこわばっているかもしれない。こんなときは、自分の不器用な性格が困る。妻のお母さんも来てくれて会話に加わってくれるため、まだ二人とも明るい気分でいられるのが何よりの救いである。

お母さんが作ってくれたおいしい(そして超ヘルシーな)夕食を頂き、そのあと妻とアパートの階段を下りる運動をする。まあ気晴らしにはなったかな。効果のほどは不明。

しかし、、今から週末まで、時間はそれこそ湯水のようにいくらでもあるのに、来週になったとたん時間が世の中で最も貴重な資産になるのだ。少なくとも僕にとっては。ああ。。。今できるのは、とにかく待つだけである。
先週は、PhD導入研修の2週目で、前半がMath Campの続き、後半はEcon Campと言われるミクロ経済学の導入研修が行われた。

Econ Campの内容はずばりMasColell, Whinston and Greenの"Microeconomic Theory"を最初からやる、というものである。

この教科書、経済理論PhDをやる人で知らない人はいない超・超定番の教科書だが、これまでちゃんと読んでみたことはなかった。なにせ、前評判として、「数学的な解説・証明の連続で度肝を抜かれる」「あまりに分厚いので枕に使う人がいる(A4版に字がびっしりで1,000ページほど)」というようなことばかり聞いていたので、まあ自分が一人で読んでもよく分からないだろうと思っていたのだ。

しかし、今回改めて読んでみると、この厳密な説明法はむしろ分かりやすいと感じるようになった。
Varianを読んでいてなんとなくあいまいなままであったものが非常に納得のいく説明がしてある。
確かにちょっと数学の教科書っぽい体裁をとってはいるけど(「定義」「定理」、という見出しが多い)ちゃんとグラフを使って直感的に分からせるようにもなっている。

あまりに説明が細かいので全体像を見失わないように注意する必要があるけど、それさえ気をつければ特に「難しい」と感じることはない。まあ、色々考えるよりやってみたほうが早いということか。

後は、来週から始まる正規の授業の選択を行った。今のところ、

Business 35904 Asset Pricing (Koijen)
Economics 30100 Price Theory (Becker/Murphy)
Economics 31000 Empirical Method (Schennach)

という三科目にチャレンジする予定だ。Asset PricingはファイナンスPhD2年生向けの科目だけど、ぼくは一年目の科目をある程度終えているので最初からとることにする。内容は、CochraneのAsset Pricingを最初からどんどん読み進めていくというもの。

Price Theoryはシカゴ大学の誇るBecker/Murphyによるミクロ経済学で、いきなり応用から始まってしまうのが特徴的だ。MasColellの教科書をじっくりなぞるということは全くせず、経済理論を人間のあらゆる行動に応用してしまうすごい内容である。宿題が死ぬほど難しいことで有名で、研修中も散々脅かされた。

Empirical Methodはいわゆる計量経済学の入門で、最初はOLSをひたすら突き詰めるらしい。まあなんとかなるだろうと信じたい。

そして妻の出産予定日ももう間近である。色々と楽しみだ。

毎日、最高気温25度程度の心地よい天気が続く。

大分日も短くなってきて気分は秋である。


そんななか、ウイルスに感染した妻のパソコンの復旧作業をするのはとても不毛だ・・。

結局、実家からわざわざパソコンのリカバリーディスクを郵送してもらい、最初からインストールしなおした。

退避したデータを移しなおして、本日感染2週間後にしてようやく復旧した。

本当に時間の純粋な消耗である。

時間があるときでまだよかった。


さて、我々は二人ともブランド物とかには全く興味はないのだけど、昨日はシカゴから1時間ほど西に行ったところにあるイリノイ州第三の都市、AuroraにあるChicago Premium Outletに行ってきた。


日本人好みのブランドが多い、と紹介されるこのアウトレットだけど、我々の目的はずばり赤ちゃん用の服である。

赤ちゃん用の服は全て借りたりもらったりしているためまだ全く何も買っていないのだけど、女の子なのに全部お古というのもどうか・・・ということで一応見に行くことにしたのである。


何がいいのか(そして何が欲しいのか)よく分からないままぐるぐると回り、買ってきたのは妻のCoachの小さいポシェット1つだけ。。。赤ちゃん用品は何一つ買っていない。実際、生まれてみるまではどんなのが似合うのか、またどんなのが実用的なのかいまいちピンとこない、ということに気がつく。あと、似たような服がありすぎて、だんだん感覚が麻痺してくる、というのもある。


結局張り切って行った割にほとんど何も買わずに帰ってきたけど、まあ、無駄遣いするよりはましか。

それにしても、Coachの店の混雑振りはすごかった。。。日本人の人でバッグを10個くらいまとめ買いしている人とかはざらである。そんなに買ってどうするんだろう?そういう風に、まわりの人たちの買い物を見ているだけで、面白いし、なんとなくおなかいっぱいになってしまった。まあ、一年に一回くらいだったらこういうところに来てもいいかな。