こんにちは、健康と美の相談薬局【ファーマシー大学堂】の前田順子です
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今朝テレビをつけたら、雪景色が！（山形県だったか？）
さらさらのアスピリンスノーとも言われる雪で、べた雪と違って積ります。
ヨーロッパでも大寒波に襲われている所があるようでマイナス３０度とか！
雪国にお住まいの方、どうぞお気をつけてお過ごし下さいませ。
漢方で言う「気 血 水」は、本当に素晴らしい概念だとつくづく思います。
寒くなると身体の「痛み」で悩む方が多いですが、西洋医学の整形外科では「水」に着目する事はあまりありません。（むくんでいれば別ですが）
ところが漢方薬で痛みに関する処方には、水分代謝をよくする生薬が配合されている事が多く、湿布や解熱鎮痛薬ではいかんともしがたい症状が治まると、本当に良かった～と実感できます。
「寒」という邪が心身にとどまり、身体に良くない影響を与えるためには、「痰」（良くない水）が必要です。
言い換えると「痰」がなければ、「寒」の影響を受けにくいとも言えます。
夏のエアコンの影響で手の指の付け根の関節が２か所くらい赤く腫れて来た時、漢方の消化剤的処方である「平胃散」を３～４回飲んだだけで、症状が治まった例があります。
夏という事で、汗をそれほどかかなくても冷たい水分を摂り過ぎている事が多いですね。
平胃散には「水をさばく」生薬が含まれています。
（色々な生薬の精妙な働きが効果をもたらしますが）
漢方薬だけでは今一つ・・・と言う時に、「活性酸素」を除去する天然物を合わせると効果的です。
節々の「痛み」でお悩みの方、日常生活に支障があるくらい身体の痛みで運動能力が落ちている方、湿布と解熱鎮痛剤だけに頼らず、一度ご相談下さいね。
（鎮痛剤には「解熱」というオマケがついている事も問題です。）
漢方的に言うと冬の寒い間は、鶏が夜明けを告げるような早い時間に起きるのは、あまり良くないです。
ご年配の方は早起きですが、春分の日くらいまでは、いつもより少しでも長くお布団の中で暖まっていて下さいね。
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