今週も「関節」のお話です。関節を動かす事は、軟骨に酸素や栄養を補給する役割もあります。体の組織は血管から酸素や栄養を供給されますが、軟骨には血管がありません。その代わり、軟骨には関節内の滑液から酸素や栄養を補給されます。じっとしていても軟骨に滑液はしみ込みません。力がかかる度に滑液は軟骨表面にしみ出し、力がとれるとまた軟骨の中にしみ込んでいきます。関節を元気にする適度な運動と言えば、ウォーキングです。変形性ひざ関節症患者へのウォーキングの効果は医学的にも証明されています。ストレッチなどの準備運動や整理運動をきちんと行い、痛くない程度に無理なく歩く事が重要です。
 また、筋肉を鍛える運動は、関節を元気にします。筋肉を鍛える=筋力トレーニングと思われがちですが、筋肉の力を増強する事だけが目的ではありません。関節のまわりの靭帯や関節包、軟骨、骨などの組織を強化したり、新陳代謝を活発にする効果もあります。関節に不調がある人は、関節を動かさずに筋肉を鍛える運動がいいでしょう。腕を例にした場合、ひじを曲げずに力こぶをつくるように力を入れ、数秒間そのままにし、この動作を繰り返します。リハビリでも行われる運動です。
 バスタイムもエクササイズタイムになります。湯船で温まると関節の痛みが軽減するうえに柔軟になり、ストレッチに最適なのです。十分に温まったら、浴槽の縁をつかんで、ひざを徐々に深く曲げていき、痛くない最大まで曲げ、10秒間静止。次に浴槽の縁に手をかけて、ゆっくり立ち上がり、ひざに手をあててひざが伸びきるように10回押しあてます。これを2回繰り返します。
 逆に、寒い日や梅雨時なのに辛いのは、体温が下がると、人は痛みに敏感になります。寒い日やクーラーの冷気に当ると関節の痛みが増すのもそのためです。また、梅雨時や雨の日に痛みがひどくなるのは、気圧のせいと考えられます。気圧が低い日は周囲からの気圧が減って風船が膨張するように、関節もはれた状態になり、炎症が起きると言われています。
 来週は「関節」のお話の最終回になります。

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今週も「関節」についてです。関節は、関節包と言う袋状の組織に包まれ、その内側には滑膜があり、潤滑油の役割をする滑液を分泌しています。関節部分の骨は表面が軟骨で覆われています。フライドチキンに例えると、関節のはずれた先端の、白くツルツル光っている部分です。軟骨は軟骨細胞から作られますが、細胞部分よりも細胞を支えるまわりの部分の方が、多くの割合を占めています。65~80%が水分で、たんぱく質の一種であるII型コラーゲンの線維が網の目状に張りめぐらされています。また、II型コラーゲンの間を縫うように、粘り気のあるプロテオグリカンやヒアルロン酸と言う成分が存在します。プロテオグリカンはコンドロイチンにたんぱく質が結合したものです。ヒアルロン酸と共に水分をため込む力が強く、軟骨を滑らかに保っています。どちらもグルコサミンと言うアミノ糖を材料に体内で合成されます。グルコサミンはコンドロイチンと共に互いが支えあう存在でもあります。
では、関節の不調はなぜ起きるかと言うと、軟骨がすり減る事が原因です。軟骨には血管が通っていないため、普通の骨と違い、傷ついても修復されません。最初は表面がわずかにザラザラするくらいですが、悪化すると軟骨がなくなって骨の表面が露出してしまいます。ひざの関節の場合、内側の軟骨が減る事が多く、O脚に変形しやすくなります。また、軟骨には神経がないので、すり減っても軟骨が痛むわけではありません。しかし、軟骨がすり減ると関節表面の摩擦が増えて炎症が起きたり、動かしにくくなるのです。
病気や怪我には「安静が一番」と言いますが、関節の不調の場合、安静にしすぎると、むしろ悪化する時があります。ずっと安静にしていると、軟骨や骨、関節の周りの筋肉や靭帯などが衰えて、関節を動かす力が弱くなります。すると弱った分だけ、さらに関節を動かしにくくなり、痛みなどが悪化する悪循環に落ちいってしまうのです。痛みがあると身軽に動けず外出を控えたくなりますが、家事など出来る範囲で、負担をかけずに積極的に体を動かす事が必要です。来週も「関節」についてです。

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今月は「関節」について書いてみたいと思います。私たちが体を曲げたり伸ばしたり出来るのは、骨と骨とのつなぎ目にあたる関節のおかげです。
骨と関節のまわりは骨格筋と言う筋肉に覆われていますが、骨格筋の端は腱を介して骨に付着していて、骨格筋を収縮・弛緩する事で、骨格を動かす事が出来ます。この時、硬くざらざらとした骨と骨の間に滑らかな関節軟骨があるおかげで、摩擦もなくスムーズに動かし続ける事が出来るのです。また、関節は衝撃を吸収するクッションのような役目も果たしています。特に、ひざの関節は、立ったり、歩いたり、階段を上ったり、日常生活で体重の数倍の力がかかります。私たちが毎日、様々な日常生活をする事が出来るのは、関節のおかげなのです。
 私たちにとって大切な関節ですが、関節の不調に悩む人は少なくありません。関節の代表的な疾患である「変形性ひざ関節症」に悩む人の数は、全国で 1000万人とも言われています。特に中高年になると手足の関節の痛みが多くみられ、厚生労働省の平成16年国民生活基礎調査によれば、手足の関節の痛みを訴える人は、45歳を境に大きく増える事がわかっています。また、入院はしていないが体に不調がある55~64歳の人が訴える自覚症状として、「肩こり」「腰痛」に続く3位に「手足の関節の痛み」が入っています。変形性ひざ関節症は、ある日突然、激しい痛みが起きるわけではありません。最初は、朝、起きた時や歩き始めに関節のこわばりを感じる程度で、だんだん痛みや関節が動きにくくなるといった症状が悪化していきます。
 どのような人が関節の不調を起こしやすいかと言うと、遺伝や体質もありますが、それ以外では、まず、男性よりも女性は3~4倍、変形性ひざ関節症になりやすいと言われています。女性ホルモンが軟骨の新陳代謝に関わると言われている事、筋肉が少ないために関節にかかる負担が大きい事などが理由として考えられます。肥満も大きな要因です。重たい体重を支えようとすれば、当然ひざに大きな負担がかかってきます。さらに、最近の研究では、脂肪を代謝する酵素に関わる遺伝子が関節の痛みに関係していると言う説もあります。
 来週も「関節」に関わるお話をご紹介したいと思います。

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