実際の年齢より、ずっと若く見える人、何年経っても、昔とあまり変わらない人。人によって見た目年齢に差がつくのはなぜでしょう。どんなことで差が出てくるのでしょうか。今回は「若さ」について考えてみたいと思います。

 「若い」と言われる条件とは、どんなことでしょうか。例えばファッションが若々しくても、顔のしわや、お腹ぽっこりが目立つだけで、老けて見えてしまうこともあります。また、若い人でも、元気がなく、疲れていて姿勢が悪いと老け込んだ印象になります。

時計の針は巻き戻せないけれど、ちょっとした努力があれば、若さを保つことは不可能ではありません。いつまでも若々しくあるために出来ること、始めてみませんか?そんな秘密を今回は、①元気はつらつ、②きれいな肌、③スリムに分けてご紹介していきたいと思います。

大豆が「すごい」と言われるのは、どんな年代や性別の人に対しても、多彩に働きかけるからです。そのすごさの秘密をご紹介します。


メタボも撃退

大豆には、コレステロールを下げる働きのある、不飽和脂肪酸の一種リノール酸や、動脈硬化を予防するレシチン、肥満防止に働くサポニンなどが含まれています。また、納豆からは、スムーズな流れに役立つナットウキナーゼをとることが出来ます。メタボや健康値が気になる方は食べて欲しい食材です。

女性の味方 イソフラボン

女性らしい体や、毎月のリズムを作るのに欠かせない女性ホルモン。40代後半くらいから、その量は徐々に減少し、不足すると様々な不調を引き起こす原因となります。大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするフラボノイドの一種です。ホルモンバランスを整え、更年期障害などの症状を穏やかにしてくれるほか、健やかな肌にも役立つと言われています。

ヘルシーおやつとして大人気

大豆から出来ているきな粉は、和菓子の定番素材ですが、最近ではおからや豆乳などの大豆製品も、スイーツの材料として新たな魅力を開花させています。おから入りクッキーやケーキ、生クリームのかわりに豆乳を使ったお菓子など種類は様々です。カロリーは抑えられるうえ、おいしく大豆の栄養がとれて、ヘルシーなところが人気の秘密です。

骨の元気も支えます

骨の健康に役立つのが、納豆に多く含まれるビタミンK2です。カルシウムを骨に定着させるために、欠かせない栄養素です。納豆には、納豆菌の働きによって、豆の状態より豊富にビタミンK2が含まれています。また大豆イソフラボンは、骨からカルシウムが溶け出すのを防いでくれます。特に女性は、閉経後、急に骨密度が低下してしまう傾向にあるので、イソフラボンとビタミンK2が一緒にとれる納豆がおすすめです。

 大豆については今回が最終回になります。身近な食材で簡単に取り入れられるので、参考にしてみて下さい。

今週は、私たちの食生活の中にたくさんある大豆に関する食品をご紹介したいと思います。

大豆:約2000年前、弥生時代に中国から伝わったと言われています。煎ってそのまま食べるほか、煮豆にして食べると栄養の吸収もよくなります。

枝豆:大豆が未熟なうちに収穫したものです。豆と緑黄色野菜の両方の栄養を兼ね備えています。

豆もやし:大豆を暗いところで発芽させたものです。発芽することで、豆の状態よりビタミンCがアップします。

納豆菌:稲のわらに多くいる、納豆には欠かせない菌です。腸内環境を整える、プロバイオティクスの一種です。

納豆:蒸して煮た大豆を、納豆菌で発酵させたものです。ナットウキナーゼやビタミンK2など、体にうれしい成分がいっぱいです。

豆乳:水に浸した大豆をひいて煮たものを、こした液体です。ドリンクとしてなら、大豆の栄養も手軽にとれます。

おから:卯の花とも呼ばれる、豆乳の絞りかすです。カルシウムや食物繊維が豊富で、ダイエット食品としても注目されています。

湯葉:豆乳を温めたときに表面に出来る皮膜です。精進料理などにも使われます。

豆腐:豆乳ににがりを加えて固めたものです。絹ごしと木綿では、含まれる水分量が違います。

にがり:海水から塩を取り除いたもので、塩化マグネシウムがその主成分です。ミネラルも豊富に含まれています。

油揚げ:水切りした木綿豆腐を、薄く切って油で揚げたものです。厚いものは、厚揚げと呼ばれます。

きな粉:煎った大豆を粉にしたものです。和菓子の素材としてもおなじみです。

麹菌:たくさんの酵素やアミノ酸を持つ、カビの一種です。豆や麦、米などに、種麹(麹菌の素)を撒いて育てたものです。

醤油:大豆と小麦を麹菌で発酵させた調味料です。くさみを消したり、食欲をアップさせてくれるほか、殺菌作用などもあります。

味噌:大豆に食塩と麹を混ぜて発酵させた調味料です。古くから体にいいとされて、「医者に金を払うよりも、味噌屋に払え」という江戸時代のことわざもあるほどです。

たくさんある大豆商品を上手に生活に取り入れて下さい。