今週も「10年後のために」ついてご紹介したいと思います。先週、活性酸素についてご紹介しましたが、」どのように発生するのかと、なぜ増えるのかについては触れなかったので、まずはご説明したいと思います。

私たちは生きていくために呼吸して体に酸素を取り入れます。体内で栄養素を燃やすために使われた酸素は、水や二酸化炭素となって体の外に排出されますが、このうち2%ほどは変化して体内に残り、活性酸素となります。活性酸素はストレスや喫煙、紫外線、環境汚染などによって増えることが分かっています。活性酸素は体の中で病原菌や細菌を攻撃するはたらきもあるので、ないと困る反面、増えすぎると私たちの体の細胞まで攻撃してさびつかせ、様々な悪影響を与えます。例えばガン細胞を発生させたり、動脈硬化の原因になったり、皮膚の細胞に影響してシミやシワといったトラブルも引き起こします。


 ここからは若さの貯蓄のコツ5か条をご紹介していきたいと思います。


その1 紫外線から身を守る

 「肌の若さ」を貯蓄するには、紫外線対策が欠かせません。紫外線をあびると皮膚の深い部分で活性酸素が過剰に発生し、ダメージを与えます。皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが壊され、みずみずしさに関わるヒアルロン酸も減少するのでシワ、たるみなどの原因となります。また、メラノサイトという細胞がメラニン色素をつくるための活動を始め、これが多くつくられ過ぎるとシミの原因になります。普段から日焼け止めや帽子を活用し、紫外線から肌をしっかりガードして、活性酸素の発生を防ぎましょう。


 来週は5か条の②からご紹介していきたいと思います。

 今週は、なぜ私たちの体は老化していくのかについてご紹介したいと思います。

鉄がさびたり、皮をむいたリンゴが酸化して茶色く変色していくように、人の体も時間とともにさびて老化していきます。このさびつきは「活性酸素」という酸化力の強い酸素が引き起こすものです。そして、活性酸素の攻撃から体を守る働きを抗酸化作用。そうした働きのある成分を抗酸化物質といいます。若さの貯蓄のカギは、抗酸化力をとり入れ、自分の体の活性酸素に対抗して、さびをストップするということにあるのです。

 私たちの体の中では活性酸素の害から身を守るために抗酸化酵素がつくられています。抗酸化酵素はほかの酵素とともに作用して、最終的には活性酸素を水と酸素に分解してくれます。しかし、加齢ととみに抗酸化酵素をつくる力は衰えぎみになります。すると活性酸素の働きが活発化し、急速に老化が進み始めるのです。老化を遠ざけるには、活性酸素を必要以上に増やさないことです。そして、体内に抗酸化物質を積極的に補い、抗酸化力をつけることが大切です。

 抗酸化物質を補ったり活性酸素を減らす努力は、すぐにめざましい効果は実感できるものではありません。例えばたっぷり牛乳を飲むことによってカルシウムを補給しても、翌日すぐ骨が丈夫にならないのと同じことです。体によいことをしたり、必要な成分を補ったり、毎日の積み重ねが、ゆっくりと、しかし確実に老化にブレーキをかけていくのです。健やかでみずみずしい未来の自分を心に描いて、今日から毎日、若さをチャージしましょう。

 1日24時間、全ての人に公平に時は流れます。それなら、皆同じように見えるはずなのに、実年齢よりずっと若く見える人っていますよね?しかもこの差は年をとるほど際立ってくるようです。お化粧や洋服のせいだけではありません。上手なメイクや流行のファッションで外見を若々しく見せても、肌や体型、動作に老化が現れているとその分、年齢は高く見られます。若く見える人は、老化を遠ざける働きが毎日体にきちんと貯蓄されていたのです。

 老化の訪れが早いか遅いかはその人が過ごしてきたライフスタイルによるところが大きく、生活習慣や食事習慣によって、老化の速度に明らかな違いが出てきます。もちろん加齢や遺伝など、本人の力では避けられない要因もゼロではありません。でも、ちょっとした心がけで若さを守り、老化を緩やかにしていくことも出来るはずです。今回はいつまでも若々しく健康に過ごすための生活習慣についてご紹介したいと思います。


 まずは現状の生活チェックから

□野菜が嫌い、または食べる機会が少ない

□タバコをよく吸う。またはタバコをよく吸う人が周りにいる

□お酒が大好き。または付き合いで飲む機会が多い

□夜型で睡眠不足気味

□強い日差しにさらされることが多い。または紫外線対策がおろそかになりがち

□イライラが多く、心配事がたえない

□交通量の多い場所で暮している

□空調をきかせた室内で過ごすことが多い

□生活が不規則

□太っている

□パソコンや携帯電話を頻繁に使う


いくつ当てはまりましたか?

・0~3個

これからも積極的に若さの蓄積をして10年後も変わらない姿で

・4~7個

自覚はなくても老化は密かに進行しています。若さの貯蓄にさらに力を入れましょう

・8個以上

老化に歯止めをかけるため、今すぐ若さの貯蓄を始めましょう


 来週からは具体的な生活習慣についてご紹介していきたいと思います。