今日も居合の練習に行ってきました。



しかしホントに今日は暑かった。



終わったら汗だくになってるのは

いつものことですが、

今日は特に暑い気がしました。


たぶんあんまり風が

無かったからかな。



自然の風の偉大さを

しみじみと感じます。


全然体感温度が

違ってきますからね。




そして今日は新しい技を

とりあえず流れだけでもと

教えてもらいました。



この調子で頑張っていきたいです。



弓道もそろそろ

少しずつでも練習再開しようかとも

思いますし、

いろいろ忙しくなりますね。



まあホントは

仕事で忙しくなるのが

一番なんですけど・・・。




ちなみに家庭菜園の

二十日大根は、

いまだ根っこが

膨らんできません。



いつになれば

収穫できることやら。

今日も相変わらず

特にこれと言って

何もありませんでした。



そんなわけで

本の紹介でも。


これでやっと

最近読んだ本に関しては

全部書き切りますね。



では今日は予告通り


『こぼれおちる刻の汀』

西澤保彦著 講談社


です。


平穏とは至上也-110807_204349.jpg



作者はもともとSF作家になりたいと

考えておられたくらいSF好きだとか。


この作品はデビュー前に書いた


「カデンツァ」

「オブリガード」

「コーダ」


という3つの物語を

一つに結びつけ、

融合させたようです。



ただSF作家になりたかったと

語るだけあって、

他の作品と比較して

ミステリ色の小さい、

かなりSF寄りの作品です。



それぞれどんな話かというと



『カテンツァ』

「時間が止まっている!?」

不条理な出来事に遭遇する

女性宇宙パトロール隊員のSF


『オブリガード』

「一つの出来事に記憶が二つ!?」

世界の揺らぎに翻弄される

女性科学者のSF


『コーダ』

「殺されては幾度も中学時代へ!?」

〈時間の環〉に嵌っていく

老女のミステリ


(背面の帯の解説より)




という感じなんですが、

まあ3つのうち2つがSFなんで

全体としてSF寄りになるのは

当然かもしれませんね。



各話の中でA、B、Cの3つに分割され、

順番に進んでいきます。



ただ読んでいて

「カテンツァ」と「オブリガード」は

明らかに同じ世界観で、

「オブリガード」の未来の話が

「カテンツァ」だと分かります。



しかし「コーダ」に関しては

全然関係なさそうな・・・。


まあ最終的には3つの世界が

繋がってきます。



ただそのつなげ方が

個人的には

少々強引に感じるというか。


関連性は薄い印象がします。


「コーダ」も合わせて

1つの作品にする必要が

あったのかどうか・・・、

っていうのが

私個人の感想ですかね。


もう少し他の2つとの

関連を持たせるような感じで

つなげてもよかったのではないかと。


もしくは短編集として、

あくまで別々の話だけど、

通して読むと実は

こんな風にそれぞれ関連が

ありましたって感じとか。



元々独立した3つの物語

だったことを考えれば、

これもアリかもしれませんが。



『SFとミステリの融合に

こだわった著者の

最終到達点にして最高峰』


帯にはそんな風に書かれてますが、

他の作品がかなりミステリ寄りの

融合であるのに対し、

本作はかなりSF寄りの

融合となっていますね。



言い方を変えれば、


  本 作   → ミステリ要素を含むSF

他の融合作 → SF要素を含むミステリ


という感じです。



最終形をミステリとSF、

どちらで考えるかで

”最終到達点”かどうかは

変わるんじゃないですかね。


SF寄りを最終形として

考えられてるのかな?


それともあくまで

完全な融合を目指してるのかな?



私としてはミステリとして読むと

少々物足りないかな。


SFとして読むと・・・

あまりSFは読んでないんで

点数はつけ難いですね。



そんなわけで本作の

個人的評価は


★★~★★★


星2~3、

まあ2つ半位じゃないですかね。


SF好きな人が近くにいれば

読んでもらって、

SFとしての感想を聞きたいです。



次は何を読もうか。


今のところ

「万能鑑定士Qの事件簿」

という現9巻のシリーズのうち

3巻まで読んでいますが、

それをまず読み終わるのか、

それともストックの中から

別のを読むのか。


考え中です。




明日はまた居合に行ってきます。


ではまた。

というわけで、

友人と連絡がつかなかったので、

今日は盆踊りには

行ってません。



そんなわけで

今日も本紹介。



で、昨日の予告通り

今日の1冊はこれ。


平穏とは至上也-110806_215207.jpg


西澤保彦著 『動機、そして沈黙』 中央公論新社



これは著者がデビュー以来14年間、

様々な媒体で発表された作品の中から

選ばれた5つの短篇と

表題にもなっている中篇が収録された

短編集となっています。


これらは著者がその時々で

普段とは違う書き方を

試行錯誤された作品とのことで、

他の作品よりもロジックの

要素が少ない傾向がある。

(あとがきより要約)



まあ結局は彼の作品の色というか

雰囲気はいつも通りですけどね。


やっぱりこういうので

自分の作風からの脱却って

難しいんですね、きっと。



相変わらず

人名の読み方も難しくて

一度のふり仮名では

分からなくなるくらいです(笑)



そして人の醜い内面の表現も・・・(笑)



まあそれまでとは違う書き方を

試したせいか、

他と比べて比較的ライトな

感じはします。



そんなわけでお勧め度は


★★★~★★★★


3つから4つってことで。



読みやすくて勧めやすいけど、

いつもの作風に慣れていると

やはり少し物足りない感じが

してしまうのも否めない。



個人的にはそういう感想ですね。



次は同じく西澤保彦の著作

『こぼれおちる刻の汀』



西澤保彦特集みたいな

状態はとりあえず

次回で終了ですね。



ではまた暇があれば

見に来てくださいね~



そんなわけで

第6回となりました。



このブログを書き始めてから

読んだ本を順に

紹介しているこのコーナー。



3日連続で1冊ずつ

読んでしまって、

今日の分合わせて3冊分

書き溜めがあります。



まあそんな中昨日は

イレギュラーに作家紹介など

していたわけですが^^



で、

今日書くのはこれ。


『からくりがたり』 西澤保彦著 新潮社


平穏とは至上也-110804_224639.jpg


まあ内容といえば帯にもあるように

毎年大晦日から元日にかけて、

人が死んでゆく。


そして死ぬのは

自殺した青年が遺した

Hな妄想日記に登場する

女性たち・・・。


なぜ彼女らが毎年

殺されていくのか・・・。




という感じの事が帯には

書いてますね。



書店でこの作家の著書を

見つける度に、

読んでないのを選んで

買って読んでるおかげで、

何とか全体の2/3ほどは

読めました。



それぐらいお気に入りの

作家なんですね。


そのうちの1冊です。




章ごとに登場人物の

視点で語られ、

事件が起こっては

解決されていく。


それぞれの事件の

犯人も動機も

そこである程度判明する。



しかし青年の日記の存在が、

青年の妹、及び読者に

作品全体を通しての謎として

深まっていく。




なぜ日記に登場する女性たちが

大晦日に殺されているのか?


さらに青年の自殺の

理由とは?




そしてその答えが

最終章にて・・・。



そんな感じですかね。



相変わらず

人の歪んだ欲望や弱さ・醜さが

満載の1冊でした。



男の持つ幼児性、

封建的な考え方、

ささやかなプライド。


そしてそれに翻弄され歪む、

または男という存在自体を嫌悪する女。



それらは親子であったり、

恋人であったり、

夫婦であったり・・・。


さらに子供の持つ

特有の残酷さ、

無関心。




まあ西澤作品の多くが

持つと思われる共通点ではありますが。

(あくまで個人的感想です)


昨日の記事にもあるように

「誰が?」と共に「何故?」の要素が

多分に入っているので、

そうなるんでしょうけどね。



個人的にはそういうところが

気に入っています。





で、この本のお勧め度は

★★★

星3つで。



随所に出てくる

『計測機』なる存在に関して、

最後まで判明しない事が

少々減点対象になるのかな。


本筋にあまり関係のない

存在の謎に関しては

投げっぱなしってのは

らしいといえばらしいんですけどね。



次回は同じく西澤作品の

『動機、そして沈黙』です。


西澤作品が3回連続に

なりますけど、

よろしければまたお付き合いください。




さて明日は地元の

盆踊りにでも

行こうかな。


友人が誘えればの話だけど。



では長文お疲れ様でした。

さて今日は突然ながら

作家紹介でもしてみます。



紹介する作家は『西澤保彦』

というミステリ作家。


まあミステリ作家なんで

ジャンルはミステリなんですが、

SF要素を取り入れたミステリの

著書が代表作で、

一部からはSFパズラーの鬼才とも

評されたり・・・。


その他現場には行かず、

関係者から話を聞いたり

断片的な情報から謎解きをする

「安楽椅子探偵」などと呼ばれる

ジャンルだったり。



そして「犯人はなのか」という

一般的なミステリの作品も

書かれているんですが、

しかし「犯人は何故このような行動をとったのか」


その謎の行動の合理的な解明に

重点が置かれているようですね。



まあその辺は著書のあとがきなんかで

よく書かれていることなんで、

ここであまり書くのもなんなんでこの辺で。


代表作


「匠千暁シリーズ」 安楽椅子探偵物


仲のいい大学生4人組を中心として、

相談を受けた内容や

遭遇したちょっとした謎から

合理的な理由を考えていくうちに、

なんでもない話から事件へと

様相を変化させていく。



「神麻嗣子シリーズ」  SF(超能力)


どういう超能力が使われ、

どういった事が出来る。



その枠組みの中で

犯罪において超能力が

どのように使われたかを

解明していくシリーズ。



「七回死んだ男」 SF


不定期で繰り返される

反復落とし穴と称される体質を

持つ主人公「久太郎」。


落とし穴に嵌ると同じ1日を

9回繰り返すことになる。


そしてそれを

認識しているのは彼だけ。


そんな主人公が遭遇した

新年会で祖父が殺される事件。


タイミングよく発動する反復落とし穴。


久太郎は何とか9回目までに

祖父を助けようと試行錯誤する。





まだまだ他にも多数あるんですが、

書ききれないんで、

もし興味をお持ちの方は

ぜひ書店や図書館で

手に取ってみてはいかがでしょうか。



文才のない私の紹介で

どれだけ興味を持ってもらえるかは

分かりませんが。



長文になりましたが

今日はこの辺で。


ではまた明日^^ノシ