今日はナショナルギャラリーへ行ってきました。
収蔵数が2300もあり、1回や2回ではとても見きれないので、まずはオーディオガイドでハイライトを見て回ることにしました。このオーディオガイドを辿っていくと、効率良く1時間で40枚を見て回ることができます。
というのはオーディオガイドのふれ込みなのですが、とても1時間で40枚を見て説明を聞き終えることなどできず、年代の古いものは飛ばしたにも関わらず、最後のゴッホのひまわりまでたどり着いたときには係員から退館を促される状況に陥るなど、2時間をゆうに上回ってしまいました。
それでも、ミケランジェロやラファエロの宗教画、フェルメールの女性画、レンブラントの自画像や、モネの風景画、スーラの風景・人物画を堪能することができました。それぞれの絵画の歴史的背景や作家の人生における位置づけ、他の作家からの影響などなど深淵なるものかな。それにしてもガイドを聞くと絵画の奥深さがよくわかるのですが、ガイドなしで飛ばしている絵画については、全く理解できないまま見過ごしていることが多いのだろうなあと思います。
名画とされるものの中には全く良さがわからないものもありますし、あまり取り上げられていない絵の中に心に刺さるメッセージを見出すこともあります。宗教画の多くは、聖書にある一部の出来事を切り取ったものであることが多いのですが、聖書を知らないがために見落としていることが沢山ありますよね。
これは私が好きなクラシック音楽でも同じです。作品が生まれた背景を知るほどに味わいが深くなるのですが、それにしても芸術を理解するために必要な努力というのはまた無限大です。音楽は作品をよりよく再現し新たな息吹を吹き込むことが求められるので、その作曲者も大変ですが演奏者にも多大なる才覚と努力が求められますね。
次回は飛ばしてしまった、レオナルドダビンチ、ヴァンアイク、ボッティチェリの絵を見てきたいと思います。(飛ばしたものの存在感が大きすぎますね。。)
それにしてもロンドンの博物館、美術館はほとんどが寄付で運営されていて、原則、入場無料というシステムになっており、芸術に対する懐の深さを痛感します。
