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絶縁したいのに


「そんなことしたら親不孝だと非難される」


それがひっかかって踏み切れない

というオト次郎くん…  




おもな登場人物紹介

 

詳しくは👆こちらをご覧ください。

 

ワタシ・・・白井 蘭子(旧姓:青野)

夫・・・オト次郎くん

 

夫母・・・カマ子

夫姉・・・アネ代 長男・・・オイ太郎


夫兄・・・アニ郎
夫兄嫁・・・ヨメ美さん

 

ワタシは非難しないけど

いったい誰に非難されるの?



カマ子やアネ代やアニ郎に?


あの人たちは非難するでしょうけど

絶縁してるんだから直接言われることはないよね?



じゃあ、そのほかの親戚に?


非難されるほど交流してる親戚…いないよね?



じゃあ、友人?


カマ子やアネ代のことを相談している友人からは

「まだ絶縁してないの???」

って驚かれているくらいなんだから非難なんかされないでしょ?



じゃあ、会社の同僚とか?


絶縁とか話題にしなくても仕事できるよね???




近所の人?


我が家の近所の人は事情を知らないから非難なんかしてこないし

カマ子の近所の人とかが、帰省してこないオト次郎くんのことを訝しく思うことはあるかも知れない…


でも、絶縁して帰省しないんだから

直接非難されるようなことは無い…



誰からの非難に怯えているのか…



それは…


いわゆる…


お天道様が見ている


的なものなのでしょう…



子どもは親の要望にすべて応えるべき

反論しないで言うことを聞くべき

家族は支え合うべき

長い休みの時は帰省するべき

産んでくれたことに感謝するべき

育ててもらった恩を返すべき


 

そんな呪縛から逃れようとすればするほど


そんなことしていいと思ってるの?


という罪悪感が追いかけてくる感じ…



具体的な誰かが非難してくるのではなく

自分の中の「べき」に苦しめられている感じ…



たとえば…ワタシにとって


親の言うことを反論しないで聞こう


とは、アドバイスしてくれたことを頭ごなしに反論しないで

一理あるな…くらいに受け止めて

自分で判断するための材料にしよう


という解釈だけど


オト次郎くんにとっては


たとえ理不尽であっても言いなりにならねばならぬ!


くらいの重さがあるんですよね…



重い…

重すぎる…



産み育ててもらったことへの感謝も

強要されるものではなくて


今、幸せに生きていることを実感していたら

自然に湧いてくるものであって

苦しめられているのに、産んでもらったのだから

育ててもらったのだから…と支配され続けることとは違うと思うのです。


産んで育ててもらったら、その代償として

自分の人生を捧げなければならないなんて…

おかしいでしょ…真顔



だけど、生まれてから何十年もその「アタリマエ」の世界で生きてきたオト次郎くんにとっては

にわかに思い直すことは難しいんですよね…



自分のアタリマエが世界標準ではないらしい…

と頭では理解していても

気持ちがついて来ない…



カマ子に人生を乗っ取られたくないのに


年老いた母と距離を置くなんて悪いことをしてはいけない…


でも、距離を置かなかったら人生を乗っ取られて

搾取され続けてしまう…



結果…

時々、搾取されながら

中途半端に距離を置くから

絶縁したい気持ちも踏み躙られて、どんどん要求され

距離を置くことへの罪悪感にも苛まれるという

最悪な状況になっているのです…



割り切って完全に搾取されていれば

罪悪感からは解放されるのに…


割り切って完全に絶縁すれば

搾取から解放されるのに…




続きます…⬇️