ひとつ前の伝説
テーマ【アネ代伝説】は本編の時系列とは関係ありません。
箸休め的に書き留めています。
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アネ代はワタシの夫オト次郎くんの姉です
クレームをつけさせたら、裁判沙汰まで持っていくこともできるアネ代…
そんなアネ代は、ありとあらゆるものにクレームをつけられるのではないでしょうか…
義父が亡くなったあと
お墓を購入した白井家…
墓地に設置されて
さぁ、納骨…
という時のこと…
アネ代が突然
「ねぇ。。。
このお花を活けるツボのところ…
これだけ色が違わない？
ねぇ、見て！
ほら！
色が少し違うのよ。。。」
と言い出したのです。
まぁ、石🪨…ですからね
どの場所も全く同じ色ではないでしょうよ…
そこにいたアネ代以外の親族はみんな
え？
…そお？
こんなもんじゃないの？
という感じだったそうですが
アネ代ひとりが
「え？ウソ？
みんな気にならないの？
この色の違い…
不自然よねぇ。。。
石屋さんの間違いじゃないかと思うんだけど…」
違いが分かるオンナ気取りで
しきりに「色が違う！」と主張し続けるアネ代…
お坊さんも困惑…
あれ？
これ…
このまま…
今日は納骨しないって言い出すのかな…
石屋さんに返金請求しだすのかな…
ヤバい雰囲気を察したアニ郎やオト次郎くんが
やんわりと
「いや、こんなもんだよ」
「気にしすぎだよ」
「もうこれから納骨なんだから、そういうこと言うなよ…」
などなど…諭され…
しぶしぶ矛を収めたアネ代でした。
ほんとにね…
アネ代にだけは
お客さんになってもらいたくないですね…
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