カマ子にとメールアドレス交換をした後は何度かメールしていたけれど
アネ代の家出で白紙撤回されて、「蘭子さんとは関わりたくない」「話すことなどない」と拒絶されていたので
こちらからメールすることはやめていました。
アネ代は
「最近、母に全然メールしてないでしょ。
最初のころは頻繁にくれたのに、今は全然くれないってボヤいてたわよ。」
と言うのです。
え？ワタシからのメール…欲しかったの？？？
驚きつつ
「関わりたくないとおっしゃったので、メールが届いたら一層不快かな…と思って控えてたのですが…」
と答えると
アネ代は
「それ！！！それがダメなのよ！！！
あのね、相手から関わりたくないと言われたら
アナタから歩み寄らないとダメなの！！！
向こうから歩み寄ってくれるのを待ってちゃダメなの！！！
もっと歩み寄らないと！！！」
…嘘でしょ？
関わりたくない！って伝えたのにメールが来たら
ワタシなら嫌悪感が増すだけなんですけど…
どういうこと？？？
意味が分かりませんでした…
おそるおそる
「ワタシからどんどんメールした方が良いということですか？」
と聞くと、そうだと言うのです。
カマ子とアネ代の人間関係構築方法…謎すぎる…
でも、この話を聞いて
私の実家とは一切関わりたくないと言いつつ
お中元やお歳暮がないから非常識だ！と怒っていたことの辻褄が合いました。
カマ子やアネ代にとって
「関わりたくない！」と相手に伝えることは
相手より優位に立てるフレーズなのでしょう。
もっともっと関わってきて欲しい時に「関わらないで！」と言うのです。
アレです。
「押すな、押すな」って言われたら「押せ」っていうルール…
あの倶楽部のネタと同じです。
拒絶されてる相手に、グイグイ行くなんて…
カマ子とアネ代にしか通用しないテクニックです。
たしかにアネ代からしかもらえないアドバイスでした。
とはいえ、これで上手くなんて行きませんでしたけどね。